« 岩国市民アンケート調査 | トップページ | ブログへのコメント »

2010年2月24日 (水)

市民アンケート(2)

 市民の意識を調査した結果、空母艦載機部隊の移駐と愛宕山の米軍住宅化について、いずれも「反対」が約7割と圧倒的多数を占めた。
 4年前の住民投票でも、投票者の約9割が反対という明確な意思が示された。その後、国の露骨なアメとムチという圧力の中で、市民の心が揺れ動き、仕方がないというあきらめのムードも出るなど、市民の表面的な意見は変わり始めていた。先の市長選挙にも、その影響が出た。しかし、選挙は往々にして、金と力で捻じ曲げられ、デマでごまかされることもあり、民意を必ずしも正確に反映するものではない。
 しかし、今回のアンケートは、匿名で行われており、市民の本当の想いがそこに表われている。即ち、住民投票以来、民意はほとんど変わっていないのである。
 この民意を正確に把握し、どんなに困難であろうとも、それが活かされるよう、実現されるよう最大限の努力をすることが、市民の負託を受けた政治がなすべき一番大切な仕事であり責任である。ところが、現実の政治は、この民意に向き合わず、民意を隠し、ごまかし、ねじ曲げ、まったく別の政策を行い、一部の人の利益を図る場合が多い。それは本当の政治ではない。
 先日の「米軍再編と岩国を考えるフォーラム」において、しんば防衛副大臣は「市長や知事の声が民意である」という趣旨の発言があった。確かに形式的にはそうかもしれないが、現実には、市長や知事、そして議員が民意をまったく反映していないことは誰でも知っているところ。あくまで、
 時には民意を尊重すると言い、時には、国防は国の専管事項だから地方はものを言うべきでないという「民意」の都合のいい使い分けが行われるので注意を要する。
本郷でリラックス 川下旭地区での集会
0224hongo 0224asahi

人気ブログランキングへ

|

« 岩国市民アンケート調査 | トップページ | ブログへのコメント »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

「知事や市長の声は形式的には民意であるかも知れない」という記述に賛成です。
前回の市長選で当選した現市長の街頭演説を3回聞きました。が、1度も艦載機移駐について賛否はおろか、これにかかわる発言は微塵ほどもなかった。言えば当選が危ういということがあったのだろう。
選挙の争点を口にしなかった人に、艦載機関連の民意は託していない。
遅くはなったが「民空は艦載機移駐が前提で、それなくして開港はありえない。そのためには愛宕山に米軍住宅の建設が必要です」と、3月議会で表明し市民の意見を聞いて見てはどうだろう。

投稿: 清流 | 2010年2月25日 (木) 08時33分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530823/47656660

この記事へのトラックバック一覧です: 市民アンケート(2):

« 岩国市民アンケート調査 | トップページ | ブログへのコメント »