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2010年2月13日 (土)

国会でのやりとり(2)

 国会で岩国の問題が取り上げられたと聞いて、すぐにインターネットでその録画を見た。
 個別の発言をとらえてコメントする気は全くなかったが、聴いていると、一々気になり論評をせざるを得なくなる。

「岩国の住民投票は民意かもしれない。しかし、それをきくわけにはいかなかった。
 民意をきくのはいいが、それを実現できなかったらどうするのか。その気持ちを裏切ることになりかねない。
 国防は、国のレベルで決めるべきことであり、住民投票はやるべきでない。」

 岸参議院議員の発言である。そこでは、民意は実現する必要もない軽いもののように扱われているが、国会の場で国民の代表がこんなことを言っても何も問題にならないのだろうか。言うまでもなく、政治にとって一番大切なものは「民意」であり、それを実現するよう最大限の努力をすることが政治の仕事である。憲法においても国民主権としてその原則が明らかにされている。議員の身分も民意により成り立っている。こうした政治の根本が理解されていない場合も多い。
 もっとも、議員の地位が世襲により保障されていて直接民意と向き合う必要のない政治家にとっては、住民の声は斟酌すべきものではないのであろう。
 国防は役割分担で言えば、もちろん国の責任であるが、大臣や一部の与党政治家が勝手に決めるべきものではなく、主権者たる国民の意思を十分に踏まえて決定されるべきものである。そして住民の意思を把握するための最善の方法が住民投票であり、これは、自治体の権利である。この住民投票の重要性がわかっていないようである。

「岩国は大変混乱している」知事や市長もよく使う言葉であるが、沖縄の決着が長引けば岩国の米軍再編にも影響し、民間空港はできないし愛宕山も売れない、お金ももらえないと心配し「混乱している」のは、知事や市長だけであろう。米軍再編全体の見直しが行われることは多くの市民の期待するところである。

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