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2010年2月

2010年2月28日 (日)

政治は選挙のためにあるのか

 政治にとって選挙が重要であることは言うまでもない。しかし、敢えて言えば、政治は選挙のためにあるのではない。選挙に勝つことは政治を行うための単なる手段に過ぎないが、往々にして、選挙に勝つことが政治の唯一の目的になる場合が多い。
 そうなると、勝つためには手段を選ばず、票と見返りに特定の団体や個人に特別の利益を与える、お金や圧力、デマで票を取る。勝てば後は市民、国民を忘れて自らの利得に走る。
 最近の政治を見ていても、選挙に協力する団体や自治体に対しては公共事業や補助金の配分を多くし、そうでないところは冷遇する。選挙を基準に動くという点では、残念ながら従来の古い政治とあまり変わらない。
 政権を取れば、党派を超えてすべての国民のために公平に政治を行う責任があり、その権限や財源を自らの政党のために恣意的に使うことは許されない。大臣や国会議員が大挙して、地方の選挙応援に出掛けるというのもいかがなものか。そんな時間があれば、自らの職務に専念すべきである。
 前回の総選挙の際、岩国市長が勤務時間中に特定の候補の選挙カーに乗り応援演説をし市民の顰蹙(ひんしゅく)をかったという事件があったが、特別職の公務員には政治活動が許されているからといって、職務に専念する義務を忘れてもらっては困る。

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2010年2月27日 (土)

業界団体の切り崩し

 民主党の小沢幹事長の進める業界団体の切り崩しが功を奏する形で、従来の自民党支持から民主党支持へ切り替える団体が相次いでいる。
 歯科医師会はすでに転換し、医師会も次期会長選挙に政党支持問題が絡まり大きく揺れている。この度、日本臨床衛生検査技師会、日本作業療法士協会など医療技術者でつくる七団体が、夏の参院選で民主党を支持する方針を打ち出した。
 日本経団連も、政策評価により企業・団体献金の目安を示すことにより事実上自民党を優遇するというこれまでのやり方を改め、より政治的中立性を保つ方針である。

 自民党候補が圧勝した先の長崎県知事選挙の際に、小沢さんが次のように話した。
「推薦候補を知事に選んでいただければ自主財源となる交付金も皆さんの要望通りできます。高速道路をほしいなら造ることもできます。」
  また、石井一選対委員長が「時代と逆行するような選択をされるのなら、民主党政権は長崎に対してそれなりの姿勢を示すべき」と語った。
 その他、前原国土交通大臣などの閣僚も相次いで長崎入りし、道路建設や補助金などと引き換えに支援を求めたという。

 各種団体を取り込み、実際の選挙になれば、なりふり構わず利益誘導を行う。これでは旧政権とあまり変わり映えがしない。票の見返りに公権力を使って特定の団体や地域を優遇するというのでは、権限の濫用、公私混同であり税金の無駄づかいにもつながる。
 民主党には、市民、国民目線のオープンで公平・公正な政治を期待していることを忘れないで欲しい。特に、相手候補に投票したら不利益を与えるぞと言って、主権者の投票の自由を奪うような言動は許されない。
 業界団体も、お金で政策を買うという古い手法は卒業して、中立的な立場から提言を行うなどの方法により政策の実現を図るべき。政治資金の流れを不透明にする各種政治団体も解散すべきであろう。
 基地被害に苦しむ東地区の集会
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2010年2月26日 (金)

0226女学生の感想

 昨年末広島女学院で講義をした際の感想が届いたので少し紹介する。高校を卒業して間もない女子学生たちが何を感じたのか、その一端が窺え興味深い。
「一番印象に残ったのは、岩国の米軍基地問題でした。広島市と岩国市はとても近くにあるのに、米軍基地で問題があることに一つも悩んだりしていなかったのです。しかし、これからはもっと基地問題に目を向けて、沖縄のこともよそ事だと思わずに考えていきたいと思います。」
「私は18年間山口県民であったにもかかわらず、県内で起こっている出来事の重大さを把握できていなかった。TVのニュースや新聞を読むこともなく関心が全くなかったのだ。井原さんの講演で初めて聞くことが沢山あり驚いた。もっとこれからは様々なことに関心を持ち、視野を広げていきたい。」
「米軍の岩国基地について、広島という近い場所に住んでいるにもかかわらず知らないことの多さに驚き、今の政治についての問題を改めて感じることで、自分自身でしっかり政治に興味を持ち、参加していくべきだと感じた。」
「井原勝介の特別講義は印象的だった。今の政治の実態についてのお話を聞き、本当に市民の幸せを考えてくれる政治家を選ばなければならない、また、若者が責任を持って選挙に参加することにより政治は変わっていくのだといった主張が印象的だった。彼の話を聞いて、選挙で選ばれた人たちだけに任せるのではなく、選んだ私たちにも責任があり、もっと政治に積極的に参加すべきであり、もっと日本を住みやすい国にしていこうという気持ちを持つべきだと感じた。」
「来日してから初めて日本の憲法について学びました。本当に面白いと思ったのは、韓国の憲法と非常に似ていること、さらに、米軍基地が社会的な問題になっているのが、母国と同じなのでかなり驚きました。」

 新聞を読まない若者が増えていると言われているが、直接話をするとかなり理解してくれる。学生や若者との懇談の機会があれば、積極的に出かけていきたい。

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2010年2月25日 (木)

ブログへのコメント

 このブログに寄せられたコメントを紹介する。

「初めてブログを拝見しました。
この頃、日常の会話の中にも基地問題の話題が多く、私も含め市民の動揺と不安を感じます。
前回市長選では、井原さんに対する、今となれば明らかな嘘や中傷が真しやかに流れ、また、地域や人間関係への配慮から本心を語りづらい市民も多数あったと思います。
私は、岩国生まれの岩国育ちで、子供の頃から基地があることも、米兵に町ですれ違うことも、当たり前のこととして受け止めてきました。
それでも、米軍が岩国に移転されなくてすむなら、そう願いたいです。もうこれ以上いいじゃないかと思うからです。あまり騒ぎ立てない岩国市民の気質をいいことに、押し付けられているような悪意を感じます。
基地が大きくなることで、経済的に潤う市民も多くいらっしゃるのでしょうが、人ひとりの短い一生で泡のようなお金にそんなに価値があるのでしょうか?未来の岩国人の平穏な暮らしに繋がる生き方をする方が、余程価値があると思えてなりません。

このブログで、今も尚、井原さんが信念を貫き、市民の為に活動なさっていることを知り、とても嬉しく心強く思いました。」

 私の想いを理解していただける方があることを知り、これほど嬉しいことはない。政治に携わる者の幸せである。
 次の世代のために平穏なまちを残してやりたい。今を生きる我々の責任である。

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2010年2月24日 (水)

市民アンケート(2)

 市民の意識を調査した結果、空母艦載機部隊の移駐と愛宕山の米軍住宅化について、いずれも「反対」が約7割と圧倒的多数を占めた。
 4年前の住民投票でも、投票者の約9割が反対という明確な意思が示された。その後、国の露骨なアメとムチという圧力の中で、市民の心が揺れ動き、仕方がないというあきらめのムードも出るなど、市民の表面的な意見は変わり始めていた。先の市長選挙にも、その影響が出た。しかし、選挙は往々にして、金と力で捻じ曲げられ、デマでごまかされることもあり、民意を必ずしも正確に反映するものではない。
 しかし、今回のアンケートは、匿名で行われており、市民の本当の想いがそこに表われている。即ち、住民投票以来、民意はほとんど変わっていないのである。
 この民意を正確に把握し、どんなに困難であろうとも、それが活かされるよう、実現されるよう最大限の努力をすることが、市民の負託を受けた政治がなすべき一番大切な仕事であり責任である。ところが、現実の政治は、この民意に向き合わず、民意を隠し、ごまかし、ねじ曲げ、まったく別の政策を行い、一部の人の利益を図る場合が多い。それは本当の政治ではない。
 先日の「米軍再編と岩国を考えるフォーラム」において、しんば防衛副大臣は「市長や知事の声が民意である」という趣旨の発言があった。確かに形式的にはそうかもしれないが、現実には、市長や知事、そして議員が民意をまったく反映していないことは誰でも知っているところ。あくまで、
 時には民意を尊重すると言い、時には、国防は国の専管事項だから地方はものを言うべきでないという「民意」の都合のいい使い分けが行われるので注意を要する。
本郷でリラックス 川下旭地区での集会
0224hongo 0224asahi

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2010年2月23日 (火)

岩国市民アンケート調査

 米軍再編に関連する市民の意思「民意」を把握するため、昨年10月、次の項目についてアンケート調査を行った。

① 空母艦載機部隊岩国移駐受け入れについて

② 愛宕山開発跡地の米軍住宅化について

③ 民間空港の再開について

①については、「反対」と「どちらと言えば反対」が約70%となり、住民投票以来の民意はほとんど変わっていないことが明らかになった。

②についても、「反対」と「どちらと言えば反対」が同じく約70%を占め、市民の強い拒否反応が示されている。

③については、賛否が半々という結果になった。民間空港と米軍再編が取引条件になっていることがわかっているが、両者を切り離してみている市民も多いようである。

 (詳細は、別紙参照「isiki.doc」をダウンロード

 愛宕山のすぐ下、牛野谷の集会
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2010年2月22日 (月)

防衛大臣の説明に対する感想

 私なりの感想を述べてみる。
1.今後の米軍再編の進め方について
 年末の予算措置に予想されたことではあるが、日米合意に基づいて進めるという政府の方針が改めて示されたことになる。旧政権がアメとムチで無理やり進めてきた政策をそのまま踏襲するというのでは、政権交代の意味がないし、市民は到底納得しない。
2.愛宕山の転用策について
 当初、大臣が白紙であり市民の提案を募るという趣旨の発言を聴いて驚いたが、その後で、米軍住宅との明言は避けながら、「米軍施設」を作るという方針は明確に示された。付属施設の市民利用についても触れられたが、あくまで米軍人や家族のための米軍基地内のスポーツ施設などを許可を受けて例外的に使用するという意味である。
 今後、議員や市長たちが、市民が自由に利用できるスポーツ施設ができるからいいではないかと市民をごまかして売り飛ばそうとするので、注意する必要がある。防衛省に売れば、必ずフェンスで仕切られた米軍基地ができるのである。
 「国民の税金なので、防衛目的に使うことになり、市民に自由に使って下さいとは言えない。」副大臣が念を押すような発言が耳に強く残った。
3.市長の虚偽について
 「市長協議報告書」にある記述(岩国市は防衛省から民間空港と引き換えに米軍住宅建設の了承を求められた。)は事実かどうか確認したところ、面白い返事が帰ってきた。
「防衛本省は言っていないが、出先の職員が言ったかもしれない。」と一部内部資料の内容を認めたことになり、依然として想定問答だとする岩国市の姿勢と大きく矛盾することになる。この点は、もう少し確認を取る必要がある。

 各地で集会を重ねているが、期待した新政権に裏切られたという失望とあきらめのムードが広がりつつあるの気になる。
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2010年2月21日 (日)

防衛大臣を迎えたフォーラムの概要

 防衛大臣を迎えた昨日のフォーラムにおけるやり取りの主要な部分を、私なりにまとめてみたので紹介する。(○質問、△大臣等の回答)

1.空母艦載機部隊移駐
○旧政権のアメとムチの手法をどのように評価するか
△これまでと同じ手法はとらない。(旧政権の手法の評価については回答なし。)

○地元の声を聴いて見直すつもりはあるのか
△日米合意より国民の声の方が重い。市長と知事も民意。また直近の総選挙で平岡氏が勝利。これも民意。知事と市長とだけでなく、防衛の立場も守りながら、平岡、藤谷を窓口にして話をしていく。
 100%見直しをしないと言うと、今日の話し合いの意味がないが、大きく見直すことは無理。日米合意を前提に、市民の意見を聴いてできるだけ対応する。

○協議が継続している間は、予算を凍結すべきではないか
△国会で予算審議中であり、止めるとは言えない。

2.事実関係の明確化
○愛宕山の転用策を明確にすべき
△知事から何も話を聞いていない。現状では、米軍施設を作り、市民への開放を考えているので、地元からも提案をして欲しい。しかし、税金なので、愛宕山を国で買って、岩国市にご自由に使って下さいとはいかない。

○「市長協議報告書」に防衛省から民間空港と引き換えに愛宕山米軍住宅化の了承を求められたとあるが、事実か。
△国から市長に対して意向確認をしたことはない。しかし、調べてみると出先の職員が言ったかもしれない。
○民間空港は米軍再編を条件とせず。しかし、民間空港再開は難しい課題であり、防衛省が努力していることは理解して欲しい。

○先日提出した公開質問状に対する回答はいつもらえるのか
△(大臣は知らない様子で地方協力局長が答える)今日の状況も見て、その扱いは大臣に相談する。

3.その他
 防衛省がけしからんと言っているだけでは仕方がない。皆さんの想いを実現するためには、市民が市政を、県民が県政を変える必要がある。お互いに努力しなければ世の中は変わらない。

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2010年2月20日 (土)

防衛大臣の来訪

 北沢防衛大臣、榛葉(しんば)防衛副大臣、地方協力局長等が岩国を訪問。市長や議長に面会した後、シンフォニア岩国で開催された「米軍再編と岩国を考えるフォーラム」に臨んだ。
 防衛省側の一通りの説明の後、質疑応答に移り、私と川下連合会長の三木さん、愛宕山を守る市民連絡協議会の岡村代表世話人が、順番に質問に立った。私の質問要旨は、別添の通り「daijin.doc」をダウンロード 。さらに、大勢の人の質問が行われた。
 今後の空母艦載機部隊の移駐の進め方や愛宕山跡地の活用方法など、肝腎な点については、あいまいな答弁に終始した。予想されたこととはいえ、あまり大きな成果を上げることはできなかった。
 その中でも、大臣自ら本音で語る部分もあり、新しい事実なども一部判明したが、詳細は後日に譲る。
 私が市長時代にも、外務、防衛両大臣が何度かやってきたが、いずれも30分程度の会談のみで、住民と向き合うことは一度もなかった。そういう意味では、貴重な機会であったが、予算をつける前に新政権としての考え方をきちんと説明しておくべきだった。
 正門前で大臣一行を待ち受ける仲間たち。
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2010年2月19日 (金)

再び街頭に立つ

 問題になっている愛宕山のすぐ近くの愛宕地区で「草の根ネットワーク岩国」の集会を行った後、夕方から岩国駅前で街頭宣伝。仲間がチラシを配り、私は1時間あまりマイクを握り道行く人に訴えかける。
 明日20日(土)、防衛大臣が来訪し、シンフォニア岩国で18時過ぎから、空母艦載機部隊の移駐と愛宕山の買取、米軍住宅化について説明し市民が意見を言う機会があることを宣伝し、大勢の市民の参加を促しながら、、米軍再編、愛宕山の米軍住宅化について概略次のように演説した。
「皆さんご存知でしょうか。今、市街地のど真ん中、愛宕山、東京ドームが20個も入るような広大な土地に米軍住宅、厳重にフェンスが張られた米軍基地ができようとしています。これ以上基地を拡大すれば、岩国は第二の沖縄になり、治安が悪化し騒音が増大し、将来にわたって、若者や子供たちが安心して生活できなくなります。
 そうなれば、岩国に発展はありません。子供達の未来を守るために、今我々が声を上げ行動する責任があります。
 確かに借金はあります。でも、一方で立地条件の良い土地という優良な資産を抱えています。地元建築・建設業界に任せて、住宅や福祉施設、スポーツ施設などを造れば、借金を返し素晴らしいまちを作ることができます。知事や市長の眼先の責任逃れのために、愛宕山を防衛省に売り飛ばし、後に米軍住宅、米軍基地ができてしまったら、後世に大きな負担を残してしまいます。それは最悪の選択です。
 今、基地を喜んで拡大しようなどというまちは、全国どこにもありません。我が愛する故郷の平穏な生活を守るために、ともに声を上げようではありませんか。」

 通り過ぎながら耳を傾ける人、遠くで立ち止まり振り返る人、バスの中からこちらを見る人、信号待ちの車の窓を開けて聴いてくれる人・・・、様々な反応を確かめながら、次第に演説に熱が入り、声がかすれ、手が凍える。明日は、大勢の人が参加することを期待したい。

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2010年2月18日 (木)

民間空港

 連日各地でミニ集会を開催しているが、意見交換の際には、必ずと言っていいほど「民間空港」のことが話題になり議論が熱くなる。
 「採算が取れないのではないか」、「赤字になったら市民の負担になるのでは」・・・、ほとんどの人が不安に思っていることである。「需要予測は当初年間43万人、最近修正された35万人としても、毎日すべての便に百数十人が搭乗することになり、とても現実的な話ではない」と具体的な計算をする人もいる。
 来年度の政府予算案に、国土交通省関係として全国の既存空港の機能向上を図ることを目的とした経費約175億円が計上されており、その中に初年度18億円(総事業費は3年計画で46億円)の岩国での民間空港施設の整備のための経緯が盛り込まれているようだ。
 しかしこの予算書の中には、「空母艦載機部隊の受け入れが前提ですよ」と明確に謳われている。つまり、民間空港は米軍再編を円滑に実施するため道具でしかないのである。
 前政権時代から「新たな空港は造らない」というのが国土交通省の大方針であったはず。他の目的のために無理矢理飛行機を飛ばすというのでは、公共事業を厳しく削減している前原大臣の方針に大きく反することになりはしないか。
 採算性や赤字なったらどこが負担するのかといった点について十分に議論することが先決であり、基地拡大と引き換えに焦ってやることではない。
 全日空の役員が県庁を訪問する様子が報道されていた、新たなお荷物を抱え込まなければいいのだが。
 玖珂町での集会
0218kuga

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2010年2月17日 (水)

米軍再編に関する政府の考え方

 質問主意書に対する政府答弁という形で、空母艦載機部隊移駐に関する現時点の政府の考え方が一部明らかにされた。その概要は次の通り。
(質問)
 空母艦載機部隊の移駐についてどのような検証が行われたのか。
(答)
 過去の日米合意などの経緯を慎重に検証した上で予算計上した。今後とも、関係地方公共団体等に丁寧に説明し、引き続き理解を得て進めていく。
(質問)
 愛宕山は、米軍に提供する以外の利用方法が考えられるのか。
(答)
 愛宕山には、空母艦載機部隊の移駐に必要な施設を整備する。
(質問)
 「市長協議報告書」にあるように、「民空をやるためには愛宕山の米軍住宅化を了承して欲しい。」と岩国市に対して確認を求めたことはあるのか。
(答)
 ご指摘の事実はない。

 これにより、検証とは名ばかりで、旧政権の方針をそのまま踏襲し、愛宕山には、米軍住宅と関連施設を作ることが明確になった。新政権として何も考え方を示すことなくこれまで通り進めることは到底納得できる話ではない。
 また、岩国市対して米軍住宅化の了承を求めた事実はないとしているが、すでにこの事実を証明する資料が一部公開されており、大臣は、この資料を読んだことがあるのだろうか、その上でこんなに明確に嘘を言っていいのだろうか。
 こうした点についても、20日(土)には防衛大臣に対して、直接問いかけてみたい。
横山の集会
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2010年2月16日 (火)

普天間基地の新たな移設先

 普天間基地の新たな(?)移設先として名護市辺野古のキャンプ・シュワブ陸上案が国民新党の中で検討されていることが明らかになった。これは、従来の案の焼き直しに過ぎず、また、住民生活への影響が大きいとしてすでに没になった案であり、今さらこんな案を出したら、沖縄は大爆発して収拾がつかなくなるのではなかろうか。
 5月という期限にとらわれて実現不可能な案を作るのではなく、まず、県外・国外移設の方向性を政府として明確にして、まさに専門家である外務・防衛両省の役人たちに代替案を徹底的に研究させる必要がある。もちろん、案の策定段階から、地元自治体や関係住民の意見もしっかり聴く必要がある。
 岩国への空母艦載機部隊の移駐やそれに伴う愛宕山の米軍住宅化も同じである。政権交代したにも拘わらず、このまま一方的に進めたら、今度は、岩国が爆発することになる。
 各地域で「草の根ネットワーク岩国」の集会を重ねている。今日の平田地区の2ヶ所を加えてすでに13回を数えている。
0216hirata12

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2010年2月15日 (月)

防衛大臣がやってくる

 20日(土)には北沢防衛大臣が、岩国にやってくる。
 公式日程は市長に会うことであるが、平岡議員の努力で大臣が出席して「米軍再編と岩国を考えるフォーラム」が開かれることになった。シンフォニア岩国の多目的ホールと会議室で18時15分から約1時間30分という短時間であり、十分な意見交換ができるとは到底思えないが、トップの話を聞くことができる貴重な機会であり、できるだけ多くの方に参加して欲しい。
 私ももちろん出席して、意見を述べたい。ポイントは、もちろん米軍再編の見直しと愛宕山の米軍住宅化の中止を求めること、その前提として、新政権として、事実関係を明らかにして誠意を持って地元と話し合うよう求めることである。
 愛宕山を守る市民連絡協議会に集う市民グループが、連日チラシを配り街頭宣伝を繰り広げている。私も今日は、広島県と境を接する小瀬地区で集会を開催し、米軍再編の現状と今後の活動方針について話をするとともに、このフォーラムへの参加を呼びかけた。
0215oze

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2010年2月14日 (日)

国会でのやり取り(3)

 平岡衆議院議員の質問に、防衛大臣は次のように答えている。
「特に防衛省は、抑止力を維持しながら、米軍基地のある地域の住民の皆さんには、今までも丁寧に説明してきたが、今後も、しっかりご説明しながら、皆さんのお気持を体して対応していきたい。」

 気になる点が2つある。旧政権の民意を無視した一方的なやり方が、市民の不信感と対立を深めた。もう少し「丁寧に」対応してくれていればこれほど大きな問題にはならなかったであろう。
 今後もしっかり「説明する」と言っているだけで、地元の声に耳を傾ける姿勢はあまり感じられない。説明はするが意見は聞かずそのまま実施するというのでは、これまでのやり方と変わらない。
 20日(土)には、防衛大臣がやってきて、18:15からシンフォニア岩国で、今回の予算措置も含めて岩国の米軍再編、愛宕山の買取などに対する国の考え方を説明する機会が設定されているが、これが単なる説明会になり防衛省のアリバイ作りに使われることのないようにしなければならない。

 「愛宕山に米軍住宅も米軍施設もいらない!」市民大運動の一環として、午後2時から、本通り商店街のフジの前で街頭宣伝とチラシの配布を行った。久し振りにマイクを握った。「愛宕山に米軍住宅、新たな米軍基地ができれば、岩国のの発展はない。子どもたちが安心して暮らせなくなる。・・・」
 多くの人から温かい声がかかり、また、立ち止まって聞いてくれる人もあった。思いがけない出会いもあった。外に出て行動すると、楽しいことがたくさんあり、元気が出る。
0214fuji

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2010年2月13日 (土)

国会でのやりとり(2)

 国会で岩国の問題が取り上げられたと聞いて、すぐにインターネットでその録画を見た。
 個別の発言をとらえてコメントする気は全くなかったが、聴いていると、一々気になり論評をせざるを得なくなる。

「岩国の住民投票は民意かもしれない。しかし、それをきくわけにはいかなかった。
 民意をきくのはいいが、それを実現できなかったらどうするのか。その気持ちを裏切ることになりかねない。
 国防は、国のレベルで決めるべきことであり、住民投票はやるべきでない。」

 岸参議院議員の発言である。そこでは、民意は実現する必要もない軽いもののように扱われているが、国会の場で国民の代表がこんなことを言っても何も問題にならないのだろうか。言うまでもなく、政治にとって一番大切なものは「民意」であり、それを実現するよう最大限の努力をすることが政治の仕事である。憲法においても国民主権としてその原則が明らかにされている。議員の身分も民意により成り立っている。こうした政治の根本が理解されていない場合も多い。
 もっとも、議員の地位が世襲により保障されていて直接民意と向き合う必要のない政治家にとっては、住民の声は斟酌すべきものではないのであろう。
 国防は役割分担で言えば、もちろん国の責任であるが、大臣や一部の与党政治家が勝手に決めるべきものではなく、主権者たる国民の意思を十分に踏まえて決定されるべきものである。そして住民の意思を把握するための最善の方法が住民投票であり、これは、自治体の権利である。この住民投票の重要性がわかっていないようである。

「岩国は大変混乱している」知事や市長もよく使う言葉であるが、沖縄の決着が長引けば岩国の米軍再編にも影響し、民間空港はできないし愛宕山も売れない、お金ももらえないと心配し「混乱している」のは、知事や市長だけであろう。米軍再編全体の見直しが行われることは多くの市民の期待するところである。

0213tudu_2 通津の集会の様子人気ブログランキングへ

 

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2010年2月12日 (金)

国会でのやりとり

 国会で興味深いやり取りがあったので、紹介する。皆さんはどのような感想を持たれるだろうか。

(2月4日参議院決算委員会での岸信夫氏の質疑)
 普天間基地の移設問題について鳩山首相の姿勢を追及したのち、岩国問題に言及。概略次のようなやり取りが行われた。
○岸
 平成18年3月に、岩国では市長発議で住民投票が行われ、空母艦載機部隊移駐に反対がかなりの多数を占めた。これは民意かもしれない。
 しかし、それをきくわけにはいかなかった。そして、再編実施のためのロードマップが合意された。
 民意をきくのはいいが、それを実現できなかったらどうするのか。その気持ちを裏切ることになりかねない。
 私は、住民投票はやるべきでないといったが、岩国市長はきかなかった。
 国防は、国のレベルで決めるべきことだ。
 そうであれば、名護の市長選挙についても、あれこれ発言すべきでなかった。
○鳩山
 名護の選挙、県知事の選挙、昨夏の総選挙、いずれも民意である。
 民意には耳を傾ける必要あり。しっかり民意をきいて、アメリカとも交渉し、最終的には国が責任を持って決める。
○岸
 空母艦載機部隊の岩国移駐はロードマップ通りに行われ、沖縄とは切り離されてしまうということで、岩国の人は混乱している。
 米軍再編は全体がパッケージであり、沖縄が動かなければ、岩国にも艦載機部隊は来ないと思っている人が多い。岩国は、大変混乱している。

(2月9日衆議院予算委員会での平岡秀夫氏の質疑)
 昨年4月、愛宕山を守る市民連絡協議会が沖縄等米軍基地問題議員懇談会の当時の会長であった鳩山首相に対して、空母艦載機部隊の岩国移駐に伴う愛宕山の米軍住宅化に反対する11万人の署名を届け要請を行った経緯に触れた後、マニフェストを誠実に実行するよう要請。概略次のようなやり取りが行われた。
○平岡
 前政権は、アメとムチで強引に米軍再編を押し付けるというやり方であった。
 民主党は、マニフェストで「米軍再編を見直しの方向で臨む・・・」とした。これは、前政権のやり方に対する批判も含まれていた。
 マニフェストは、国民との約束である。その約束を誠実に果たすようお願いしたい。
○北沢防衛大臣
 マニフェストには、誠心誠意、対応したい。
 特に防衛省は、抑止力を維持しながら、米軍基地のある地域の住民の皆さんには、今までも丁寧に説明してきたが、今後も、しっかりご説明しながら、皆さんのお気持を体して対応していきたい。

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0212misyou御庄でのミニ集会

 

 

 

 

 

 

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2010年2月11日 (木)

公開質問状

 「愛宕山に米軍住宅も米軍施設もいらない!」市民大運動の一環として、防衛大臣、国土交通大臣、山口県知事そして岩国市長に対して、公開質問状を出すことになった。
 現実の政治には、ごまかしやあいまいな点が多々あり、市民には真実がさらされず十分な議論ができないことが多いので、関係機関の意図や事実関係を少しでも明らかにすることを目的としている。
・防衛大臣として、旧政権の強引な手法を検証し改めて米軍再編の見直しを行う考えはないのか
・国土交通省に対しては、愛宕山開発事業の廃止手続きの違法性や民間空港と米軍再編との関係などに関する見解
・米軍施設に転用されても愛宕山を売却するのか知事の真意の確認
・市長に対しては、一部公開された岩国市の内部資料に記録されている愛宕山米軍住宅化の裏取引の実態の確認などがポイントになる。
 公開質問状の詳細は、別紙の通り 。「0210bouei.doc」をダウンロード 「0210kokudo.doc」をダウンロード 「0210ken.doc」をダウンロード 「0210iwakuni.doc」をダウンロード

「米軍再編が提起されてから、親子や友人関係でも意見が対立し、市民が分断されていく。これを解消する方法はないのであろうか。」
 平田の集会で出された疑問であるが、答えは一つ。「真実」に基づいて正々堂々と議論し、最終的に民主主義のルールに基づいて決めること。
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2010年2月10日 (水)

「愛宕山に米軍住宅も米軍施設もいらない!」市民大運動(2)

 愛宕山を守る市民連絡協議会のメンバーとして「愛宕山に米軍住宅も米軍施設もいらない!」市民大運動の趣旨と活動計画(別紙参照「0209.doc」をダウンロード )を発表する記者会見に立ち会った。新しい市役所の庁舎6階の記者クラブに行くのは2回目であり、地理不案内のままあちこちで懐かしい顔に出会った。
 民意を無視してアメとムチで一方的に進められてきた空母艦載機部隊の岩国移駐について、新しい政権として、きちんとその経緯を検証し、十分に地元の声に耳を傾けて誠意ある話し合いをするよう求めるとともに、岩国市や県に対しては、米軍住宅化という重要な事実を隠すのではなく、真実を明らかにした上で、岩国の未来を正々堂々と議論することを求めて、市民の声を大きく挙げていくこととする。
 国や県、市に対して公開質問状を提出するほか、早速明日から、手分けしてチラシの配布(別紙参照「0211.pdf」をダウンロード   )、街頭宣伝が始まる。「草の根ネットワーク岩国」も、連日各地で集会を開催し、米軍再編の現状と今後の活動方針について説明する。
 11日(木)は平田で3か所、12日(金)は御庄、13日(土)は岩国、通津、南河内の3か所で集会(別紙スケジュール参照)を行います。どなたでもお気軽にご参加下さい。

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2010年2月 9日 (火)

「愛宕山に米軍住宅も米軍施設もいらない!」市民大運動

 来年度の国の予算に愛宕山買取の経緯199億円が計上されるという新しい事態に対応して、「愛宕山を守る市民連絡協議会」の常任世話人会、引き続いて世話人会が開催され、新たに「愛宕山に米軍住宅も米軍施設もいらない!」市民大運動を起こすことになった。
 詳細は、明日の記者会見で明らかになるが、国や県、市に対する公開質問状の提出、チラシの配布、街頭宣伝、そして北沢大臣来訪への対応などである。
 あの住民投票で示された圧倒的な市民の意思、空母艦載機部隊移駐に反対であるという想いは、今もまったく変わっていない。そのことは、「草の根ネットワーク岩国」が昨年実施したアンケート調査でも明らかである。空母艦載機部隊移駐と愛宕山の米軍住宅化に、約7割の人が反対であるという結果であった。
 変わらぬ民意を背景に、我々市民が、一致協力して大きな声を出し行動し、あらゆる手段を尽くして、岩国市や山口県、そして国をも動かす必要がある。

 こうした岩国実情をできるだけ多くの方に知っていただくために、政治評論家森田実さんのホームページにある私のコーナー「風だより岩国」にも一文を書いた。
 昨年から、「You-tube」を使って情報発信しているが、先日の運営会議の様子も見ることができます。どうぞ、ご活用下さい。
 東京での出版記念講演会で販売した「岩国レンコン」です。
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2010年2月 8日 (月)

今津市民集会

 今津ふれあいセンターで、第1回の市民集会を開催した。今津、山手地区の方々が大勢集まっていただいた。夜の集会には出られないといって、直接、「草の根ネットワーク岩国」の事務所まで今年の会費を持って来られた方も数人、ありがたいことである。
 鳩山総理は、国会の場で「母親からお金をもらっていたことをしらかなった」といっているが、自民党の谷垣総裁への答弁で、それが嘘だとわかったら議員バッジを外す、即ち国会議員を辞職すると明言している。
 外務省の核密約と同じように、真実を明らかにすれば市民の反発を招くので、自らの保身のために嘘をつくことになる。政治の嘘は絶対に許してはいけないということを、広く市民に訴えていきたい。
 昨日の運営会議と今日の今津集会の写真
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2010年2月 7日 (日)

「草の根ネットワーク岩国」運営会議

 市内各地から120名あまりの会員が出席して「草の根ネットワーク岩国」の運営会議が開催された。最高の意思決定機関であり、昨年の事業報告と決算、今年の事業計画と予算など重要な議題が審議され、いずれも無事承認された。
 3年目に入り、会員数は、約800人増えて約4,700人に達している。
 年2回の会報の発行、ニュースレターの発行(随時)、ミニ集会の開催。新しく農業支援や自治基本条例検討市民委員会なども開催された。秋には、政権交代を受けて「米軍再編見直しキャンペーン」を行い、外務・防衛両大臣に対して直接地元の声を届けた。賛同者の募集は2,000人を超えホームページに掲載されている。
 私からは、米軍再編の現状と今後の活動方針について説明した(別添参照「saihen.doc」をダウンロード 「naibu.doc」をダウンロード )。
「空母艦載機部隊移駐と愛宕山買取の経費が、国の予算に計上されたが、新しい政府として何の説明もされておらず納得できない。お金と引き換えに基地拡大を容認する市長や知事の姿勢が大きな原因の一つである。
 また、岩国市により公開された「市長協議報告書」により、民間空港と愛宕山米軍住宅化の裏取引の実態が明らかになった。市民をごまかして愛宕山に米軍基地を作ることは、許しがたい背信行為である。
 市民大運動を起こす。市民が大きな声を上げ、新しい政府を動かす必要がある。」

 明日から3月初旬にかけて、市内各地で集会を開催する。現在までに確定している日程は、別添の通り。会員はもちろん、それ以外の方もぜひ参加して下さい。私がすべて出席し、岩国の現状と今後の方針についてお話します。0207uneikaigi3_3

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2010年2月 6日 (土)

民間空港

 国土交通省の来年度予算に、岩国の民間空港に関する予算が計上された。
 その予算書には、次のように説明がある。
○空港等機能高質化事業(全国) 約175億円
 空港の就航率向上等による空港等の機能高質化を推進する。また、岩国飛行場における民間航空施設の整備を行う。
(岩国飛行場における民間航空の再開は、厚木飛行場から岩国飛行場への空母艦載機移駐等米軍再編に係る負担を担う地元の要望に配慮する・・・)

 全国の既存空港を整備する予算の中に、岩国分も入っているとされている。また、特に注意書きがついており、要するに、米軍再編を受け入れる地元への配慮ですよとされている。
 一貫して米軍再編との取引条件にされてきたことは、私の本「岩国に吹いた風」にも詳しく紹介しているが、いまだに、山口県知事や岩国市長は、両者は別問題だとして市民をごまかそうとしている。
 JALの経営破綻や地方空港の赤字など航空行政のあり方が根本的に問われ、国の空港整備特別会計の抜本的見直しが言われている中、前原国土交通大臣は、岩国に新しい空港(3年計画で総事業費40数億円と言われる)を作る必要性をどのように説明するのだろうか。まさか、採算や必要性は関係なく、外交・安全保障に関する高度な政治判断だというのであろうか。多くの国民は、これを聴いて、時代錯誤のように感じるのではなかろうか。
 いまだに、どこが管理するのか、赤字になったらどこが負担するのかなどについて、どこからも明確な説明がない。
 3月に開港予定の99番目の茨城空港では、国内線就航の目処が立たないという。
 1月31日の東京での出版記念講演会の様子。
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2010年2月 5日 (金)

小沢さんの事件

 小沢さんの秘書、元秘書3人が、政治資金規正法違反で逮捕起訴され、この事件は一応の終幕を迎えたようである。正直ほっとした気持ちと、一方では不満と、そして今後に対する不安と入り混じったような複雑な気持ちである。
 民主党に期待している身ではあるが、感じたままを率直に発言するという気持ちは忘れないようにしたい。
 この際小沢さんが去ればずいぶんイメージも良くなると思う反面、組織をまとめることができず分裂してしまうのではないかという不安もある。そうなれば元も子もなくなる。
 また、政治とお金をめぐる深い闇のようなものの解明ができず、政治改革という意味においては、大きな不満の残る結果となった。
 この間の経緯を見ていて、気になる点がいくつかある。
1.まず、政治資金規正法は形式的な法律であり、違反しても重大なことではないとする考え方が、根強くあるように思われるが、それは違う。政治の透明度を高めるための規制であり、単純な記載ミスはともかく、意図的に虚偽の記載をしたとすれば、そこに何らかの意図があるわけであり、重大な違反と言える。
2.「秘書がやったことだから・・・」というのは、使い古された言い訳であり、誰も信じていない。何億円もの金の動きを本人が知らないということは、常識的にはあり得ないこと。母親からの多額の贈与を知らなかったという鳩山さんのことも含めて、責任ある政治家から、こうした発言を聞きたくない。
3.こうした事件が起こると、決まって政治資金規正法の改正の話が出る。すったもんだの挙句、ようやく規制が強化されても、必ず抜け道が用意されており、結局同じことを繰り返すことになる。

 「政治には金がかかる」本当にそうだろうか。お金のかかる政治をやるからお金がかかり、それを取り戻す政治になってしまう。
 政治にお金などいらない、いるのは理念と政策だけである。

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2010年2月 4日 (木)

平野官房長官「地元の合意は必要か」

 名護の市長選挙の結果を受けた平野官房長官のコメントが気になる。
「(地元自治体と国が)合意しているかは別の問題。(地元に)理解を求めるべきテーマだと思うが、それがなければ物事を進められないのか」

 これを聞いて、私には思い当たるふしがある。米軍再編をめぐる岩国の闘いをまとめた私の本「岩国に吹いた風」でも紹介しているが、空母艦載機部隊の岩国移駐問題に関する防衛省との交渉の際、彼らは、地元の意思を無視して強行するとは決して言わなかった。それでは、地元の声に配慮してくれるのかと思うと、その気は全くない。そういう場合に決まって使われる言葉が「地元の理解を求める」である。今回の平野官房長官の発言とそっくりではないか。ここに、官僚の周到な根回しがあるように感じる。
 私も国の役人として経験があるのでよくわかるが、官僚は、言葉を巧みに操り、そこに密かな意味を潜ませることにより、少しでも自らに有利な効果をもたらそうとする。或いは、いざという時の言い訳ができるように仕組まれている。その技巧に溺れると、やがて言葉は一般常識からかけ離れていき、官僚だけの独りよがりになる。
 よく知られている官僚言葉として有名なのは、「検討する」がある。これは官僚では、「やらない」という意味である。一般的には、検討した結果行動を起こすこともあり得るという意味であることは言うまでもない。。
 「理解を求める」というのもこの類であろう。官僚にしてみれば、自らの案について理解を求める努力をすればいいのであって、相手に歩み寄る必要もなければ、まして合意を得るという意図は初めからないのである。
 一般感覚すれば、「理解を求める」と言えば、誠意を持って話し合いをし、場合によってはお互いに譲歩し合意を得る努力をすることを意味するのは常識であろう。
 「地元の声を聴く」も同じである。官僚にすれば、文字通り声を聴くだけでいいのであって、その声を反映させる必要はないのである。
 こんな独りよがりの言葉にごまかされないように注意する必要がある。

 大和市での講演の様子

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2010年2月 3日 (水)

平岡議員住民説明会 

 来年度政府予算案に愛宕山買取経費が計上され住民の不安が高まっていることを受けて、「愛宕山を守る市民連絡協議会」の呼びかけで、平岡衆議院議員の住民に対する説明会が開催された。
 私は上京中で残念ながら出席できなかったが、大勢の人が押し掛け熱心に議論が行われた。平岡さんの説明の趣旨は次の通り。
1.政府は沖縄問題にかかりきりで、岩国に対する関心が低かった。
2.新政権として何の説明もなくいきなり予算をつけたことは遺憾である。
3.2月20日(土)に防衛大臣が出席して住民説明会が開催される予定なので、住民の想いを直接ぶつけて欲しい。そこからが国との協議の始まり。

 少し気になったのは、「沖合移設に協力したのだから国の責任で買い取ってもらう」という部分。そのように国が考えてくれればいいのだが、防衛省が買い取るとすれば、やはり米軍住宅や関連施設の建設が前提になるのではなかろうか。丁度いい機会なので、こうした疑問点は、大臣に直接確認しておく必要がある。取り返しのつかないことにならないように。
 20日の防衛大臣の公式日程として、市長と市議会議長との面会が予定されているようであるが、驚いたことに知事は、大臣からの面会の申し入れを断ったという。米軍再編に関する大臣の考えを聴き、こちらの意向を伝える絶好の機会をみすみす逃してしまうとは、何とももったいない。民主党政府は相手にしないというつもりなのだろうか。もうご自身の選挙はしないおつもりかもしれないが、県民を代表する立場を忘れないで欲しい。

 「愛宕山を守る市民連絡協議会」の常任世話人会が開催され、20日の大臣説明会への対応、チラシの配布、街頭宣伝、公開質問状の提出などなど、今後の活動方針について協議が行われた。いよいよ来週から、市民の新たな活動が始まることになりそう。

 帰りに道端に「豆」がまかれていた。今日は節分だった。

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2010年2月 2日 (火)

内部資料の一部公開

 昨年末の2件に続いて1月29日付けで、愛宕山開発に関する「市長協議報告書」の一部開示が行われた。
 市民の情報公開請求(昨年7月)に対して、岩国市は一旦全面非開示処分を行ったが、市の情報公開審査会の答申により岩国市の方針が間違っていると指摘されたことを受けて、今回、岩国市により改めてその文書の一部分が公開されたものである。
 内容は、「市長協議報告書」と関連する県や住宅供給公社との協議録などであり、初めて公開されたものも多く含まれる。
 注目されるのは、「市長協議報告書」の中の民間空港と愛宕山の米軍住宅化の裏取引に関する部分である(詳細は別添の通り「0202.doc」をダウンロード )。岩国市は相変らず想定問答であり事実ではないというのであろうが、実際に読んでみれば、本当のことであることは明白である。嘘を重ねれば、ますます市民の信用を失い窮地に追い込まれる。
 もうこれ以上市民をごまかすのはやめて欲しい。すでに2年も経過し政権も交代するなど状況は大きく変化しており、事実は事実として積極的に公開し、岩国の未来をどうするのか、市民の目の前で正々堂々と語るべきである。
 この文書の公開をめぐっては、別途裁判も起こされており、その行方も注目される。

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2010年2月 1日 (月)

「普天間基地はいらない」大集会での挨拶

 30日(土)日比谷公園で行われた「普天間基地はいらない」大集会で、次のような趣旨の話をした。
「民意とは市民の意思であり、政治にとってもっとも重いもの。名護市では、13年前に普天間基地の移設に関する住民投票が行われ反対が多数を占めた。名護の民意はその時に決まっている。以後、国は、お金や公共事業でその民意をねじ曲げてきた。今回ようやく、民意と政治(市長)が一致した。これを尊重せずして政治はあり得ない。
 国防は国の専管事項というが、国民はものを言うなという意味での専管事項では断じてない。民意を尊重せずして、国民の協力なくして国防は成り立たず。これまで米軍再編がうまくいかないのも、この民意が抜け落ちているから。
 沖縄の蔭に隠れているが、岩国では、空母艦載機部隊の移駐と米軍住宅化のための愛宕山買取経費が予算案に計上され、政府の方針が明らかになった。地元の意思を無視してアメとムチで一方的に進めてきた旧政権の手法をそのまま踏襲するというのでは、到底納得できない。岩国では、新たな戦いが始まろうとしている。
 沖縄とそして岩国から、市民の力で、政治や外交を動かす大きなうねりを起こそうではありませんか。」

 以上の様子が、You-tubehttp://www.youtube.com/watch?v=lVsgeh3QPok に掲載されていますので、ご覧下さい。

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