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2010年1月13日 (水)

ジュゴンの海

 名護では、24日に市長選挙が行われる。まだ告示前だというのに、両陣営の宣伝カーが走り回り、それぞれの色の旗が林立。特定の地区では、区長(市からかなりの手当てが出ているというから、嘱託の職員であろう。)が現職の市長をあからさまに応援し、区民センターのような公共施設にも一方の旗が遠慮もなく何本も翻っているのには驚く。公務員による公共施設を使った選挙運動であり、完全に違法行為である。
 建設業などの業界団体や企業を通じた締め付けも激しさを増しているようで、新人候補を応援すれば、露骨な嫌がらせをされ、場合によっては会社を解雇される危険性もあるという。
 市内を走っていると、公民館や産業技術センター、専門学校などなど、立派?(高額)な箱ものがやけに目立つ。辺野古の近くでは、突然山から効果の立派な道路が延びる。林道も縦横に走る。いざという時には、米軍が使うのではないか。
 いわゆる北部振興策として何千億円もの国の金が流れている。補助金もすべて9割補助だという。巧妙な仕掛けの中で住民の自立心は奪われていく。後には、維持管理の負担だけが残る。
 講演会でも、造園業の若い人から悲痛な声が聞かれた「市長が交代すればさらに公共事業が減少し、生きていけないのではないか。基地はいらないという理屈は分かるが、生活のためにはどうすればいいのかわからない。」
 基地拡大のために弱みに付け込みお金で住民を分断することが防衛省の目的であり、決して住民のことを考えたものではないし、町の発展にもつながらない。しかも、利を得るのは一部の人であり、市民全体の幸せにはならない。
 お金をつかみ分裂することは国の思うつぼである。何が大切なのかをよく考えて一致して対応する必要がある。自らのまちの未来は自らの汗と知恵で切り拓いてこそ、本当の幸せをつかむことができる。
 ジュゴンの海、やんばるの森に代表される素晴らしい自然がある。中国と日本の間で発展させた独特の文化と伝統がある。どこにもないこれらの宝を大切にするところに沖縄、琉球の未来がある。
0110jyugon1

 

  山口の女性たち新しい動きを紹介する。
 足もとの平和と自然保護を願う女性7人のグループ「NANA」が結成され、1月17日(日)山口市で、「とびっきりの美味しいもの!たくさん!レインボー大作戦!」と題したイベントが開催される。詳細は、以下をご参照ください。
      http://nanawoman.soreccha.jp/

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コメント

辺野古の海のことを(大浦湾)ジュゴンの海、やんばるの海と、取り上げてくださいまして、有難うございます。
今回の選挙では、民主党に追い風が吹き、新政権が誕生しましたが、名護市長選挙では、そうではないようです。
区長が区民を支配し、市民を支配するのだとしたら、区民、市民の声は、捻じ曲げられます。
今回の選挙には、基地を受け入れるか、否かの選挙で、大事な選挙をこのような形でみえないところで
進んでいることに危機感を覚えます。ちなみに、2009年の衆議院選挙でも、都内の某選挙区で、このようなことは、ありました。
マスコミでも、おなじみのあの区長です。こういう選挙のシステムを変えるのは、どうすべきなのでしょうか?

投稿: ちゅらさん | 2010年1月16日 (土) 20時04分

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» 井原さん講演会 [北限のジュゴン調査チーム・ザン]
そして、夕刻から始まった講演会。官僚支配の政治に見切りをつけ、どこからも推薦も受けずに市民ひとりひとりに向き合う姿勢を貫いた日々の記憶を静かな情熱を込めて名護市民に語られた。そして今、私たち名護市民がつきつけられている米軍再編の中での基地の移設問題。岩国... [続きを読む]

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» 沖縄に連帯するデモへのお誘い [草莽・埼玉塾(堀本ひでき)のブログ]
「基地がなければ沖縄経済は破綻するとはマヤカシだ!」 [続きを読む]

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