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2009年12月 5日 (土)

佐高信さんと森田実さん

 先週号の週刊金曜日「風速計」に佐高信さんの一文が載っている。最近刊行された中川六平著「ほびっと 戦争をとめた喫茶店」と私の本「岩国に吹いた風」を取り上げ、中川さんと私に通い合うものがあると評している。

 「ほびっと」は、1972年から4年間、岩国駅から基地に向かう国道188号線、新寿橋の手前にあった。住所は、今津町2丁目、今このブログを書いている私の住居のすぐ近く、同じ町内である。本の中には、染川家具店、矢野保険屋、名越自動車、そして冨永書店など私も永年大変お世話になっている名前がたくさん出てくる。

 残念ながら、この喫茶店に行ったことはないが、フャントムジェット戦闘機の飛行を妨害しようと今津川の河口で凧を飛ばし、実際に止めたというから面白い。

 中川さんとは丁度同じ年であり、一度お会いしてみたいものである。

 

 政治評論家森田実さんのホームページ「森田実の時代を斬る」に、何と12月1日から5日まで連続して、私の本の書評を載せていただいた。

「本書を私は、いただくとすぐ読み始め、いっきに読了した。いま深く感動している。井原さんという偉大な魂の叫びを聞いた感じである。全国民に読んでいただきたい著書である。
 全国各地を旅していると、高潔な精神をもった多くの偉人に出会う。井原勝介さんもその一人である。200712月、広島へ講演に行ったとき、私を呼んでくれた連合広島の宮地会長(当時)が、岩国市長だった井原勝介さんを紹介してくれた。最初は宮地会長の携帯電話を通じて挨拶を交わしたが、力強い品格のある声を聴いて、傑物だと感じた。この直後、私は岩国へ向かい、井原市長(当時)と初めて会った。

「この方には光がある」。このときの第一印象だった。井原さんは「光」をもった「一隅を照らす人」だと思った。

 本書の19ページの「1 すさまじい選挙」の章のとびらの写真のなかに、私の演説中の姿が映っている。「2008年2月の市長選で、森田実、上原公子、川田龍平各氏の応援を得ての選挙演説会」との説明がある。

 前年(2007)末、井原勝介さんと知り合ってから、私は岩国市のことが日本の最も重要なことではないかと考えるようになった。井原さんは、市民のために自己を犠牲にして(自ら市長を辞任して)予算を成立させた。その上で、自ら市長選に立候補し、市民に信を問うた。私は井原さんを応援したいと考え、何回か岩国へ通った。私は毎週金曜日午後6時に大阪のテレビ局の仕事を終えると新大阪駅から広島を経由して岩国へ向かった。写真はそのときのことを思い起こさせてくれた。井原さんの戦いは、美しすぎるほど美しい戦いだった。誠実すぎるほど誠実な選挙戦だった。ネガティブキャンペーンを一切しない誇り高い選挙の戦い方をした。私は井原さんと行動を共にしながら、井原さんの人間としての高潔さと偉大さに感動した。だが、選挙は僅差で及ばなかった。この世の中、正義が勝つとは限らない。しかし井原さんはめげない。井原さんは信念の人である。本書は井原さんと平和と真の地方自治を求める岩国市民の尊い戦いの記録である。
 井原寿加子さん。井原勝介夫人である。私は井原勝介氏の正義感と人柄に魅了され、岩国の軍事基地化に反対して、井原氏の応援に何回か行ったが、慈母のごとき井原夫人には頭を下げつづけた。「女は弱し。されど母は強し」。まさに井原夫人こそは戦中戦後の日本をたくましく、そしてやさしく支えつづけた「日本の母」そのものだった。岩国における井原氏の戦いは、井原夫妻共同の戦いである。いまだ継続中であり、私は、また岩国へ行かねばならぬと思っている。

井原さんご夫妻の強靱な精神力に深く敬意を表したい。井原さんご夫妻の高潔な精神に接し、大いに勇気づけられてきた。井原さんは「一隅を照らす日本の宝」のような人物である。」

明日6日(日)14:00~16:00、岩国市民会館で出版記念講演会を行います。

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『ほびっと戦争を止めた喫茶店―ベ平連1970−1975』(講談社、中川六平・著、10月15日発売)僕の青春はベ平連と岩国と反戦喫茶店だった。あさま山荘事件の日、基地前に喫茶店がオープンした。 鶴見俊輔、小田実に支えられ、米兵に戦争反対を呼びかける。岡林信康、ジェーン・フォンダも来た!!!1970年はじめ、ベトナム戦争反対を主張し全国から若者が集結した。その拠点となった反戦喫茶「ほびっと」の初代マスターが渾身の思いを込めてつづる活動の証。 好評発売中!!(市内、富永書店を始め各書店にて)... [続きを読む]

受信: 2009年12月 7日 (月) 17時15分

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