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2009年12月20日 (日)

山口県が愛宕山の売却を断念?

 二井知事は、来年度の予算要望に当たって愛宕山の買い取り要望はしないことを明らかにした。マスコミによると、その理由は次の通りである。

「国家プロジェクトに協力してきた経緯を踏まえ、国に買い取りを求めてきた。しかし、一部報道で沖縄普天間基地の県外移転先として岩国を選択肢とする閣僚発言もあり、買い取り要望がその候補地の一つと判断材料にされる恐れがある」

 これまで県は、愛宕山の跡地を米軍住宅用地として売却するため繰り返し防衛省に要望してきたが、当面その要望を中止するという。

 政治家の言葉はほとんどごまかし、本音は別のところにあるのが普通である。

 多額の借金を抱えているので、出来るだけ早く防衛省に売却したい。

ところが政権が代わり米軍再編全体が見直しの方向に向けて動き出す中、防衛省との交渉が進まず、さらに最近ではほとんど情報が入らなくなり、知事は相当焦っているのではなかろうか。

普天間との関連で一部岩国の名前も挙がったという不確かな情報をことさら誇大に取り上げ、無理やり愛宕山と結びつけ県民の不安を煽る作戦であろうか。「要望をしない」というのは、もちろん売却をやめたという意味ではない。最近の県の一連の動きはすべて、米軍再編を予定通り進めさせ、何とか愛宕山を売り飛ばしたいという一念で行われていると考えるとわかりやすい。

 国に売却する目途がまったく立たない中で、毎日約100万円、年間3億円を超える利子を払いながら、広大な土地をいつまで放置しておくつもりであろうか。とんでもない塩漬け土地になりそうである。

 売却の方針が定まらないのであれば、早急に新たな活用方法を検討すべきである。

 それにしても、愛宕山の買い取りと引き換えに空母艦載機部隊移駐を進めてきたのは誰であろう。艦載機部隊は良くて、普天間基地はだめというのはどういう理屈なのであろうか。

 友人たちに手伝ってもらって休耕田に植樹。

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