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2009年12月27日 (日)

普天間基地の移設と岩国

 政府は普天間基地の移設問題について、来年5月までに結論を出すとしているが、鳩山さんは、26日、抑止力の観点から普天間基地の機能のグアムへの移設は困難との考え方を示した。国外が無理ということになれば、残された選択肢は、九州方面の自衛隊基地或いは岩国ということになりかねない。

これまで、山口県知事や岩国市長は、空母艦載機部隊の受け入れと引き換えに民間空港の再開、米軍住宅は承知の上での愛宕山の買い取りを繰り返し要請してきたわけであり、ほぼ満額回答とも言える今回の予算措置に大喜びするかと思いきや、何故か不満顔であり、普天間問題も含めて米軍再編全体の見直し方針が決まるまで愛宕山の売却もしないという。

 少し前に、県の予算要望から愛宕山の買い取りが落とされ、沖縄の民主党議員が突然岩国を訪問したことなどを考えると、水面下で普天間と岩国に関するいろいろな動きがあるのではという疑念が湧いてくる。

 そうした視点で考えると、最近の知事のわかりにくい反応も、ある程度理解できる。

 つまり、実際に普天間を岩国へ持ってくるという話が出てきて、当初の目論見と違うと慌てているのであろう。

基地負担の拡大を利用してお金や民間空港を取ろうとする知事や市長は、お金さえぶら下げれば何でも言うことをきく、国にしてみれば何とも都合のいい相手と映るはずである。そうした地元の政治姿勢が、艦載機だけでなく普天間というさらなる負担を招き寄せることになりはしないか。

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