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2009年12月13日 (日)

沖縄等米軍基地問題議員懇談会(2)

 懇談会での外務省の担当者の発言の一部を紹介する。

「アメリカ側と移設先など様々な協議を行うが、その時点では受け入れ先の反応はわからない。」

「地元のことも考えながら交渉しているのだと強く言いたい。」

「地元とアメリカ側、日本の安全保障を考えながら一生懸命やっているので理解して欲しい。」

 厳しい追及に思わず本音が出たのであろうが、「泣き言を聞いているのではない」と議員にたしなめられる場面もあった。

 私は、この外務省の発言が少し気になった。

 「外交交渉は非公開が原則、自分たち外交官が地元のことも考え最大限努力している。」

という役人特有の考え方がそこに見える。

 ある程度交渉するのは役所の仕事である。しかし、肝腎なことは地元に説明して理解を得たうえで決定しなければ、住民は決して納得しないし、結局実現することはできない。

「地元のことを頭において、或いは考えて交渉している」からいいではないかとの考えは、一種の思い上がりであり、それでは民意を読み誤まってしまう。

 非公開で頭越しに決めて、後は、お金と圧力で決着させるという方法は、もはや時代遅れ、通用せず。

 役人は、情報公開を嫌う。公開すれば反対が出るから。むしろ、情報を囲い込んで、場合によっては、情報を操作し、都合のいい筋書きを作りごまかす。

 要するに外務省や防衛省にとっては、民意はじゃまものであり、敬遠すべきもの。

 アメリカといかにうまく合意するかが最優先なのであろう。

 政治は違う。民意が一番大切。民意を踏まえずして政治は成り立たず。

 外交官が主導する政治から、民意を背景とした「政治」が主導する本来の外交へと転換すべきとき。

岡田外務大臣 「国民の信頼と協力なくして、外交なし」

 昨日で、草莽塾(第5期)が終了した。3コース合計で70人を超える塾生が参加。若い人も何人か受講してくれたのが嬉しかった。最後は、いつもお世話になる塾生手作りのケーキをいただきながら懇談。

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