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2009年11月13日 (金)

オバマ大統領の来日

 オバマ大統領との首脳会談が行われた後、共同の記者会見が行われた。
 記者の質問に答える際に、オバマ大統領は「アメリカでも日本でも、記者は多くの質問をする」と、まずジョークから入っていったのが印象に残る。

 鳩山さんは「日本外交にとって、日米同盟はすべての礎だ。さらに深化・発展させ、建設的で未来志向の新たな日米同盟を作り上げたい、そして、来年の日米安全保障条約改定50年に向けて、今日から新しいプロセスを進めたいと提案し、了解してもらった。」
 さらに、懸案の普天間基地移設問題については「前政権の合意は重く受けとめているが、先の衆議院選挙で県外や国外への移設を訴えたのも事実であり、沖縄県民の期待感が強まっている。大変困難を伴う問題だが、時間がたてば解決が難しくなることも理解しており、ハイレベルの作業部会で、できるだけ早く結論を出していきたい」と述べ、この点についても一致したとのこと。

 全体的に終始和やかな雰囲気だったが、一方で、新しく重要な合意がなされたわけでもなさそうである。
 気になるのは、「日米同盟が基軸だ」と金科玉条のように繰り返し強調されることである。もちろん、日米の「関係」が重要であることは、論を待たない。しかし、同盟が先にあるのではなく、その中身が問題である。
 日本の国のあり方があり、国民の平和で平穏な生活がある。それらを守るために政治があり、外交がある。「民意」が何よりも大切であることを忘れてはいけない。

 普天間問題を含めて米軍再編についても、あらかじめ時間の制約を設けて、早く解決することが目的になってしまったら、肝腎の民意が置き去りになり、逆にますます混迷を深める結果になりかねない。

 「バラク、ユキオ」、二人とも何となくぎこちない様子であった。旧政権のわざとらしい演出を踏襲するのは、いかにも芸がない。

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