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2009年11月28日 (土)

岩国市への要請(2)

  25日の岩国市への要請の際のやり取りを、もう少し紹介する。

2.愛宕山開発について

 岩国市は用途を決めないで防衛省に売るとしているが、将来の活用方法について、岩国市としての考え方を明らかにするよう求めたところ、4分の3の部分については岩国市としてのまちづくりの方針はない、財政問題を考えると、防衛省に売るしかない、とのことであった。

 古くから鎮守の森として親しまれてきた山を無理やり地権者から買い取り開発しておきながら、跡地に何ができてもいいというのだろうか。岩国市としてのまちづくりの責任はどう果たすのであろうか。「まちづくりの方針はない」という言葉には、正直驚かされた。

 防衛省は愛宕山を米軍住宅として買い取りたいと繰り返し明言しており、また、市長が頑なに公開を拒否している例の「内部協議資料」には、1年以上前に防衛省から「水面下でもいいから、米軍住宅建設の意思を明確にして欲しい」と確認を求められていることが記載されている。

 つまり、岩国市は、米軍住宅になることは十二分に承知の上で防衛省に売り飛ばそうとしているのであるが、まさか「米軍のためのまちづくり」をするとは言えず、ごまかすしかないのであろう。

 3.民間空港について

 空母艦載機部隊の受け入れや愛宕山の米軍住宅化との取引条件になっているので中止を求めたが、「取引」との認識はないとのことであった。しかし、全国の空港の赤字が大問題になっている中で、米軍再編との引き換えでない限り、岩国に新たな空港ができる条件には残念ながら全くない。

 この点についても、例の「内部協議資料」に、はっきりこう書いてある。

「本来、民間空港再開は国とか米軍にとっては必要ないわけで、要するに米軍住宅建設・米軍再編の円滑な推進をやりたいのが本当の狙いだ」「(米軍住宅建設を承認しなければ)民間空港はストップする」

 他都市で、岩国の民間空港の話をすると笑われてしまうのである。

 また、岩国市が予算を計上して水路の改修などの工事が行われているが、平成24年の開港に向けて準備のために行っているとのことであった。

 事業仕訳など厳しい予算の削減が行われており、12月の政府予算に岩国の民間空港関連経費が計上されるかどうかわからないという状況にある。もし、予算がつかなかったらどうするのであろうか。まだ国の方針が決まらない段階で、見切り発車で岩国市の貴重な税金を使うなど、あり得ないこと、非常識極まりないことである。重大な責任問題になる。

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岩国市[いわくにし]は全国181位(山口県内 5位)となる149,702[人]人の人口を抱える山口県の都市である。山口県東南端に位置する自治体である。山陽新幹線の新岩国駅があり、山陽自動車道の岩国IC、玖珂ICなどもある。岩国市の特筆すべき全国的にも際だった指標をいくつか挙げれば、総面積は872.52[k㎡]であり全�... [続きを読む]

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