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2009年10月 1日 (木)

見切り発車

 政権が代わり来年度に向けての各省の予算要求は、一旦白紙に戻され、民主党のマニフェストにあったように徹底的に無駄を省き、改めて15日までに再提出されることになっている。併行して、行政刷新会議の主導で、議員や民間の有識者も加わり公開の場で、事業仕訳が行われ、個別の事業の必要性について詳細な検討が行われるという。
 その後財務省との予算折衝を経て12月の政府案決定に至るが、こうした作業を通じていかに財源をひねり出すかが、目玉政策の実現の成否を握っており、政府にとって当面の正念場になる。

 岩国の民間空港に関する予算(国土交通省)も例外ではなく、完全に白紙に戻った状態にあるが、最近の日本航空の経営破綻に加えて、空港整備特別会計の見直しも検討されており、状況はますます厳しくなってきている。

 そうした劇的な状況変化を見て見ぬ振りして、岩国市は、空港ターミナルビルなどに関連する水路の移設工事に着手してしまった。県の補助を受け6800万円の経費をかけるという。
 仮に、国の予算がつかなかったら、貴重な税金をどぶに捨てることになる。誰が責任をとるのであろうか。
 通常どんな事業でも、12月に国の予算がつけば、それに連動して県や市の予算をつけるというのが順序である。こんなにあせって見切り発車で予算を使うのは異常である。

 この問題に関連して、知事は、県議会で、「不退転の決意」で取り組むと答弁したそうであるが、「決意」の問題ではなく、税金を無駄にする危険のある事業であれば当面執行を停止する冷静さが求められる。

 岩国爆音訴訟の第2回口頭弁論が行われた。大勢の人が傍聴に詰めかける中、被害を受けている2人の方が意見陳述を行った。国の本格的な反論は次回以降とのことであるが、政権交代により、国の姿勢にこれまでにない変化が生じることも期待できるのではなかろうか。
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コメント

9月29日の議会で、米軍再編見直し。にたいして「時期尚早」と言った議員もいますが、空港ターミナルビルの工事に、着手しているのですか!既成時実を作っておけばとあせっている気持ちは分かります。ダムでさえ中止になりそうな現実です。のぞみ号が走っている現代、少しだけ早くはなります。昭和35年に、一度乗ったことは心にのこっています広島球場にくる別所さんが隣席でした。再び開港を待ちわびていましたが、だめですね.                                                急ぐ用は、親の死目と、そのあとは・・・  

投稿: | 2009年10月 2日 (金) 05時59分

鞆の浦も司法判断があり、ダム建設は二倍どころか数十倍もの税金投入。
基地や空港も必ずや見直してもらえるものと信じております。wink

投稿: みなとまち | 2009年10月 2日 (金) 21時12分

不退転って、特攻隊? 絶対に退かず、転ばず?
訳わかんない、知事の言ってること。 
政権が変わったんだから、それに従うのが当然でしょう。

愛宕山を米軍住宅にしないと、山口県の借金が棒引きにならないから?
不退転なんて、議会でいう言葉ではないでしょう。

投稿: 不退転 | 2009年10月 2日 (金) 23時59分

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