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2009年9月 8日 (火)

連立協議

 民主、社民、国民新3党の連立協議が精力的に行われている。
 焦点は、3党の連絡調整機関のあり方と外交・安全保障である。
 前者については、両党首に入閣を求め、内閣の中に協議機関を設ける方向で詰めが行われているようであるが、それほど、意思決定の内閣への一元化に固執する必要はないのではないか。
 議院内閣制の下、政党が母体になって内閣が成立するわけであるから、3党間での協議、や民主党内の調整をしっかり行うことは当然のことである。要は、そうした過程を通じて、国のトップである鳩山さんがすべてをリードし、最終的には内閣として意思決定するという仕組みができ上がれば、内閣への権限の一元化という目的は十分に達成される。
 従来は、その間に族議員が関与し、私的な組織である自民党の政務調査会や総務会が強力な権限を持ち、内閣の決めたことをひっくり返すことさえあった。本来は一体であるべき政府と与党が、別の意思を持つ組織のようであった。

 外交・安全保障については、特に、米軍再編や日米地位協定の見直しが焦点である。
 アメリカとの厳しい交渉を控えて、日本側の足並みが乱れているようでは、相手方に付け込まれてしまう。国会などで繰り返し表明された民主党の考え方は、社民党などとそれほど大きな違いはなく、早急に結論を出し、しっかりアメリカと交渉することが先決である。

 岩国への空母艦載機部隊の移駐についても、これまでのような一方的なやり方では、住民は決して納得しない。対立が深まるだけで、日米双方にとって大きなマイナスになる。
 政権交代を機に、地元住民の意思を尊重し誠意を持って話し合いが行われれば、日、米、そして住民の三者が納得できる解決策が必ず見つかるはず。

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コメント

国では、3党の連立調整真っ只中だ。
ここ岩国では9月市議会が始まっている。自公の連立政権が終わり、民主党中心の政権ができて、再編の見直しをうたっている。
市議会の先生方も、”本当は艦載機など来ないほうがよい!!”と声高におっしゃっていた人も多かったように思う。だから、市議会一致して「岩国への空母艦載機移駐見直し決議」なるものを、決議したらどうだろう。これまで、旧保守系の先生にも見直しに反対する理由は見当たらないと思うが・・・

投稿: 細マッチョ | 2009年9月 9日 (水) 09時29分

民主、社民、国民新3党の連立協議で外交・安全保障とりわけ米軍再編や日米地位協定の見直しが焦点となっている。
岩国への空母艦載機部隊の移駐についても、そこがどうして問題にならなかったのかと当初から思っていた。
沖縄の負担を岩国市など他県へ移して軽減するのではなく、日米地位協定の見直しを前提に軽減する方向性をどうして考えようとしなかったかと思うのだ。
アメリカの一方的な主張、すなわち国防に関することだから無理だというのを聞き入れるのではなく、日米両国における安保問題としてこの地位協定の見直しを検討するのは当たり前のことではないか。
もちろん、安保を前提とすればの話だけれど、どうしてここを議論しないのか不思議でならなかった。
社民には頑張って欲しいと思う。
対等な関係をアメリカがどうこう言うことではない。国際関係は全てが対等であることが前提だからだ。
植民地時代ならともかく、従属関係なんてありえないことを日米政府関係者は胆に銘じて欲しいものだ。

投稿: KIM | 2009年9月 9日 (水) 16時20分

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