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2009年9月19日 (土)

対等な関係

 報道によると、来日中のキャンベル国務次官補は、鳩山政権が見直しを検討している普天間基地移転などの在日米軍再編問題について、現状維持が重要だとしながらも、日本側の考えを聞き、話し合うことが大切だと強調したとのこと。

 これを聴いて、我々は、ようやくアメリカ側も新政権の立場を理解してくれたようだと、一安心という気分にさせられる。

 しかし、何事も額面通りには受け取れないのが、政治や外交の世界である。考えてみれば、お互いの立場を尊重しながら対等な話し合いを行うのは、主権国家間の関係として当然のことである。わざわざ「対等な関係」を演出して見せるということは、逆にこれまでのアメリカとの不自然な関係を暗示しているようにも思われる。

 来週には早速日米首脳会談が予定されており、鳩山さんの言う「対等な関係」を築くことができるかどうかは、すべてこれからの交渉の中身にかかっている。

 そして、これまで一切変更はないとされてきた米軍再編についても、新たな話し合いが行われることだけは明らかになったわけであり、今後の動向に大いに注目したい。

 ところで、「次官補」とは、どのような役職であろうか。
 長官、副長官の下に、分野ごとに次官(日本で言えば局長級?)が配置され、次官補はその補佐役であり、日本で言えば局次長級であろうか。しかし、日本の場合と大きく違うのは、大統領が直接指名し議会の承認を受けるいわゆる政治任用であり、時に重要な役割を果たすことがある。キャンベル国務次官補は、クリントン国務長官の下、東アジア・太平洋を担当する。

 室蘭工業大学の憲法研究会の一行が来訪。2月に室蘭で講演を行った際にお世話になったご縁もあり、私が、米軍基地や愛宕山の案内役を買って出た。いかに市民をごまかしながら基地の拡大が進められようとしているのか少しでも肌で感じてもらえたら幸いである。

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