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2009年8月26日 (水)

愛宕山住民説明会

 愛宕山地域開発跡地の活用方法に関する住民説明会が、開催された。
 周辺住民の強い要望を受けてようやく実現したものであるが、担当職員が参加しただけで、市長の出席はなかった。
 内容は、4分の1の部分に、岩国医療センター(旧国病)と消防署、防災公園などを配置するというもの。15ヘクタールもの広大な土地にすべて公共施設を設置するということは、即ち全部税金で賄うということであり、岩国市の財政負担も相当なものになる恐れがある。できるだけ民間に売却することにより収入を増やし、固定資産税など将来の税収増にもつなげるというのが普通の発想であるが、何か民間住宅などを配置できない理由でもあるのだろうか。米軍住宅の真ん中を通ることになる幹線道路が突然廃止されたのと同じように、米軍側に拒否されているのであろうか。

 住民からは、当然に残りの4分の3の部分の活用方法に関する強い懸念が示されたが、従来通り、「国からは何の返事もない」という説明が繰り返されたようだ。
 職員も善良な市民である。大勢の前で嘘をつかされるのが気の毒である。真実を堂々と語り、市民と一緒にまちづくりを考える、誇りを持って仕事ができる市役所であって欲しい。

 防衛省はすでに何度も「米軍住宅として買いたい」と明言している。つまり、用途は明確になっているのに、岩国市や県が、「今それを言ってもらっては困る」と駄々をこね、住民をごまかそうとしているに過ぎない。最終的に何になるかが問題なのである。
 防衛省に売れば、米軍基地ができるに決まっており、スポーツ施設ができたとしても、フェンスで厳重に仕切られた基地の一部であることに変わりはない。
 「米軍施設はいらない」というのが、住民の切実な声である。
 米軍住宅ができれば、空母艦載機部隊もやってくる。岩国の基地機能は大幅に拡大強化され、極東一の航空機基地になる。今後、子供や孫の時代まで何十年にもわたって市民はその負担に苦しむことになる。若い人は逃げていき、人口減少には歯止めがかからず、まちは確実に衰退していく、眼に見えるようである。
 安易に国(防衛省)に売るという議論に絶対に乗ってはいけない。

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コメント

感覚人間の私には難しいことは解らないのですが、
他市から岩国を拝見した、美意識の違いなのかもしれませんが、
今でも米軍の街としてのイメージがあるのに、目先のことだけで、
これ以上空母が来て基地に頼る街になるのは悲しいです。
広い米軍基地を拝見し、米国の魂と島国の日本の感覚の違いを感じます。
錦帯橋や錦川やそこに住む、岩国の人々こそが宝であり誇りだと思います。
自立した岩国の皆さんの力で守って下さい、応援しています。

そして、春に岩国に行った折、市長さんと並ぶ党のポスターにビックリしました。
少し品の無さを感じました。
もし自分の街の市長さんが中立では無く、市民の立場で無かったらイヤだなって思いました。

そして、そして、 二年前の市長選の時、たぶん岩国市以外の人は、
なぜ、井原さんが負けてしまったのか不思議だったと思います。
この私でも、岩国で何 があったのだろう??? と思いました。
その後、近所の子供が居る友達が、
岩国は子供の医療費?育児費?タダになるって、それ、いいな~と思った!  
と、言ってたのを聞き、そうだったのか、と思いました。

井原さんが、市役所の方を気遣っておられて・・・
嘘がなく、自分にとっても遣り甲斐のあるお仕事が出来ると良いですね。

投稿: | 2009年8月27日 (木) 22時29分

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