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2009年8月12日 (水)

草莽塾公開講座(2)

 第2回目の草莽塾公開講座を、午前と夜の2回に分けて開催した。テーマは、総選挙に向けての各政党のマニフェストの比較である。折から、マスコミでも連日この話題が取り上げられており、関心が高く、お盆の時期にもかかわらず、参加者は合計で120人あまりに達した。
 マニフェスト(manifesto:宣言という意味のイタリア語に由来)は、従来の選挙公約とは異なり、4年間の具体的政策と期限、財源を明示して、国民にその実行を約束するもの。
 「公約」とは守られないものの代名詞で、選挙ではジバン、カンバン、カバンが威力を発揮する、いわゆるお任せ政治であったが、これからは、マニフェストに基づき理念と政策により政権を選択するという本来の方向へ。

 比較のポイント
 手当や給付の金額など数字に目が行きがちであるが、それらは、状況によって変わりうるものであり、本質的な違いではない。
 その裏に隠された、政党が、「どのような社会、国」をつくるのか、「誰のためにどのような政治」を行うのか見極める必要がある。

 重要なポイントは、次の3点。
1.どんな社会、国をつくるのか
2.どんな政治を行うのか
 「誰のために政治が行われるのか、どんな仕組みで意思決定が行われるのか」
3.どんな政策を行うのか

 特に上記2に重点を置いて解説する。
 これまでの政治のもたらしたものが、現在の社会不安や格差であり、今回は、その根本の政治のあり方が問われているにも拘わらず、長く政権を担ってきた政党の限界であろうか、自民党には自己改革の意思が感じられない。
 一方民主党は、官僚政治の打破を中心のテーマに掲げ、マニフェストに基づく国民との契約により、内閣が責任を持ち政治主導で、国民のための政治が行われる新しい仕組みを作ろうとしている。
 この点においては、民主党の姿勢を評価したい。もちろん、役所側の強い抵抗が予想され、実際にどこまでできるかは誰にもわからない。でも、やってみる価値は十分にある。

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コメント

マニフェストの比較が、テレビでも新聞でも雑誌でも・・・あらゆるところで繰り広げられている。 子供一人当たりに、月額26000円もくれる、高速道路が無料になる・・と言うのは、助かるなあというのが本音だ。 
しかし、今回の選挙を、本当はどこで判断するか?
私は、官僚が省庁間の予算の取り合いをし、権力争いをしている今の政府のあり方を根本的に変えられる政党に期待している。世界では、日本は経済1流、政治3流といわれ続け、政治家は地元への利益誘導ばかりを考え、選挙目的の政策ばかり!
底辺の普通の市民、国民のことを考えてくれる政治家って、どこにいるのだろうか?
やはり、今までのままではなく、一旦変えてみるべきではないかなあ

投稿: マニフェス子 | 2009年8月13日 (木) 23時42分

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