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2009年8月 6日 (木)

平和宣言

 秋葉広島市長の「平和宣言」が行われた。
 核兵器廃絶を宣言したオバマ大統領のプラハ演説を支持し、世界の多数派である我々を、「オバマジョリティー」と呼び、力を合わせて2020年までに核兵器の廃絶を実現しようと世界に呼び掛けるとともに、日本政府に対して、今こそ省庁の壁を取り払い、核兵器廃絶運動の旗手として世界をリードすべきであるとした。
 また、2020年が大切なのは、一人でも多くの被爆者と共に核兵器の廃絶される日を迎えたいからであり、また我々の世代が核兵器を廃絶しなければ、次の世代への最低限の責任さえ果たしたことにはならないからだとした。

 秋葉市長の平和宣言には、注目してきた。自らの想いを自らの言葉で語る格調の高いものであり、特に、被爆者の苦しみや想いを代表して、アメリカに対して核廃絶に向けて行動することの責任を歯に衣着せぬ言葉で訴える部分はいつも感動的でさえあった。
 その甲斐あって、今回は、世界の多数派としてアメリカとともに行動することを呼びかける画期的なものとなった。
 残された課題は、我々自身の政府の姿勢である。

 同じ日、広島市で記者会見した麻生さんは、「核が世界で一斉に、ある日突然なくなるならいいが、通常では考えにくい。誰かがやめたら、相手もやめてくれるという世界ではないと思っている」と述べ、北朝鮮の核の脅威に対抗するためには、アメリカの『核の傘』が必要だという認識を示した。
 現状を追認するだけの軽い発言である。被爆国の首相として、敢えて困難な道を選択し、世界をリードする気概を示して欲しかった。
 我々の政府は、表で核廃絶を叫びながら、本音ではそれを望んでいないのである。

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