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2009年7月11日 (土)

西部住民の会の講演会

 廿日市市で、「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会」の主催する講演会が開催された。講師は私と広島平和研究所所長の浅井基文さん。
 浅井さんによると、日米安全保障条約の変遷から有事法制、今回の米軍再編を例に引きながら、日本がアメリカとともに戦争をすることができる体制に組み込まれていっていること、そして、外務省や多くの政治家は、強いアメリカに従っていれば安全であると思い込んでおり、アメリカと心中する気でいるとのこと。
 外交は、複雑な国際情勢の中で、各国との利害を調整しながら、いかに日本を安全に豊かな国にするかという重要な役割を担っているはずである。言うまでもないことだが、アメリカと日本は違う国である。自由という理念において共通するものはあっても、地理的にも遠く離れ、いつも国益が一致するわけではない。日本独自の国益を図るための戦略が何もなく、アメリカと心中するというのでは外交とはとても言えない。

 報道によると、オバマ大統領が提唱する核軍縮の動きに対して、アメリカの核の傘の有効性が弱まることを恐れて、日本がブレーキをかけているという。いかにも中途半端である。世界の大き流れが起きているときに、従来の発想から逃れられないとは情けない限り。唯一の被爆国としてむしろ核廃絶の先頭に立つべきではないか。本気で軍縮を進めるためには、核の傘から一歩外に出る勇気が必要であろう。
 こうした日本政府の姿勢を変えるべく、広島、長崎から積極的に発言すべきであるとは、浅井さんの言。私も大賛成である。

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