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2009年6月29日 (月)

米軍再編の一角が崩れる

 米軍再編の重要事項の一つとして、FCLP(空母艦載機の離発着訓練。その内夜間に行われるものをNLPと言う。)の恒久的訓練基地の建設場所を今年7月を一つの目処に確定させることが盛り込まれている。
 空母の出港前に行われるこの訓練は、岩国でも経験したことがあるが、激しい騒音を伴うことで有名である。現在はほとんど硫黄島で行われているが、1,000キロの遠方では危険であるとして、アメリカ側からは、本土近くに施設を建設するよう強く求められていた。最近では岩国から180キロ圏内の九州や四国が候補地に挙がっていたが、いずれも地元の反対が強く依然として実現の目処が立っていないことが、この度一部の報道により明らかになった。
 FCLPの恒久的基地建設の目処が立たないことに、アメリカ側は不満を抱いているとも伝えられており、一体となっている空母艦載機部隊の岩国移駐も遅れるか、また見直しが行われる可能性も出てきた。
 普天間基地の移設に対してもアメリカ海兵隊や議会が反対していることがすでに明らかになっており、「米軍再編はパッケージであり、どこも変更することはできない」という政府の主張が土台から揺れ始めているように思われる。今後の推移に注意する必要がある。

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