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2009年6月 8日 (月)

内閣の混乱

 日本郵政社長の進退をめぐって内閣が揺れている。総選挙を目前にして内閣が混乱することのマイナスは承知の上で、どうして総務大臣があそこまで突っ張るのか理解に苦しむ。「正義の戦い」と急に取ってつけたように言っても、額面通りに受け取ることはできない。政治家特有のごまかしがあるはず。
 あの郵政民営化をめぐる党内対立が背景にあるようである。
 郵政民営化について党内の合意が得られないとみる突然衆議院を解散し選挙に打って出る。いわゆる「郵政解散」であるが、これには、大きな問題があった。
 第1は、党内問題を選挙で解決しようとすることは筋違いである。まず、身内で十分に議論し一つの政策として意思決定することが先決である。
 第2に、内閣は国民生活のあらゆる分野に責任を負っているのであり、郵政という一つの政策課題だけをめぐって、内閣の責任を投げ出し解散というのも乱暴な話である。
 その後も党内対立は残されたまま、麻生総理の「郵政民営化に賛成ではなかった」という発言に象徴されるように、民営化反対が勢力を増して来ている。
 しかし、一方では、その際の絶対多数の議席にものを言わせて、3分の2の再可決で次々に重要法案を成立させるという異常な状態になっている。。
 首相権限の濫用とも言うべき「郵政解散」に端を発している自民党内や国会のねじれが今日のすべての混乱の原因であり、早急に解散し新たな民意を問うべきである。

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