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2009年4月25日 (土)

内部協議資料(2)-非開示の理由ー

 問題になっている内部協議資料は、昨年4月の時点での愛宕山開発に関する市長を交えた協議の内容を記載した文書である。そこには、愛宕山の米軍住宅化と民間空港を取引するという信じられないようなことがあからさまに記載されている。さらに、8月の知事選挙までは、米軍住宅化の問題は封印することが取り決められ、次のように答えることと具体的な口裏合わせまで行われている。
「国家プロジェクトに協力するので国に買取り要望をしているが、国からは返事がない。」
 これが事実とすれば、その後の愛宕山開発事業の廃止を内容とする都市計画の変更手続きは、肝腎なことが意図的に隠されたまま行われたことになり、すべて無効、初めからやり直す必要がある。
 この文書の真偽を知りたくて情報公開請求が行われていたが、岩国市により今回最終的な全面非開示の決定が行われた。
 改めて決定書を読んでみると、情報公開審査会の一部開示の答申を無視するにもかかわらず、その根拠があまりにも薄弱なのに驚く。その部分を抜き出してみる。
「仮にも当該文書が本市内部のものとするならば、それは一次的には不正な手段により入手されたものと言わざるを得ないものである。
 申立人らは、実質的には、本件公文書について、申立人らが入手した文書と照合することを目的として開示請求あるいは異議申立てをしているものと思われ、答申どおりに本件公文書を一部開示することになれば、本件公文書と申立人が入手した文書との照合が可能となり、結果として、不正な行為を援助・助長することにもなりかねない。」
「仮にも・・・」「・・・思われ」「・・・なりかねない」という表現からわかるように、すべて仮定や推測の話である。こんな曖昧模糊とした理由で、市民の大切な「知る権利」を抹殺していいはずがない。

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コメント

市民に嘘をつくことを助長するのは、明らかな不正であると言えるのだが、、、
その点について何にもふれていないというのは、あまりにも一方的に決めつけた非開示指示ということ。

ようするに、泥棒を捕まえて、俺はやっていないとしらばくれる当たり前の行動ではあるが、泥棒が権力を伴うと
この事件のようにとてもたちの悪いことになってしまう。

投稿: | 2009年4月26日 (日) 12時45分

非開示について、早急に抗議行動を起こすべきと思います。沈黙が一番いけない。

投稿: 尼助丸 | 2009年4月26日 (日) 20時15分

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