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2009年4月 3日 (金)

情報公開審査会の答申

 昨年の8月の新聞により、さらに9月には市会議員により「4月7日の愛宕山開発に関する内部協議資料」が明るみに出され、市民からその公開請求(9月4日)が行われたが、岩国市は、全面不開示の決定(9月10日)をした。
 それを不服として、10月27日に異議申し立てが行われ、外部専門家による「情報公開審査会」で審査が行われていたが、3月19日に市長に対して答申が出された。
 先の岩国市の決定を覆し、内部資料の一部の開示を認めるものであり、大いに評価したいが、一方で、「意思形成過程の情報」というだけで何も具体的な説明がなされないままに、多くの部分が非開示とされ、大きな問題を残した。
 情報は市民のものであるという原則からすれば、非開示は例外的な場合に限られるべきである。少なくとも、非開示の理由を具体的に説明する必要がある。最終的な意思決定が行われるまでのすべての情報が非開示となれば、市民の知る権利は著しく損なわれ、民主主義が機能しなくなる。最終的な結論に至るまでの各段階における協議が終わり意思決定が行われれば、その時点で公開の対象となると考えるべきであろう。
 この答申を受けて岩国市がどのような文書を公開するか楽しみである。岩国市はすでに公開されている「内部資料」を本物と認めることを頑なに拒否してきたが、早速、二つの文書を照らし合わせてみたい。

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