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2009年4月13日 (月)

温度差

 昨日の愛宕山集会に参加して、放置されている開発跡地の物理的、精神的な「大きさ」を感じ、改めて10日の山口県知事の記者会見の内容に大きな温度差を感じる。
 二井知事は、「実際に見ておかないと意見が言えない。米軍住宅ができたら不安という意見もあるが、自分の目でも確かめておきたい」と他県の米軍住宅を視察する意向を示し、また、米軍住宅化の可否については「市の意向を尊重する」とした。
 住民が強く反対する理由は、主に次の二つである。
 第1に、広大な基地が市街地の真中にできることに対する精神的な負担感とまちの将来に対する危機感
 第2に、十分な説明をしないままに突然事業を中止し、防衛省に売却するという行政の手法に対する強い不信感
 住民は、「漠然とした不安」を抱いているのではなく、「拒否反応」を示しているのであり、これまでの経過や実情が全く違う他県の施設を表面的に視察しても、こうした岩国の気持は決してわからない。集会でも同様な声が聞かれたが、やはり、知事自ら現場に来て実状をしっかり把握して欲しいし、住民と真摯に向き合うことが先決である。

 タイに戒厳令が発令され、軍隊と住民の衝突が伝えられている。以前バンコクの大使館で仕事をしていた時にクーデターを経験したことがあるが、当時は国王の指示により丸く収まるのが通例であった。今回は少し様相が違うようであり、心配である。

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コメント

タイの暴動を皆さまはどう思われますか?ただ暴力反対、話し合いによる解決をと、ことなかれ主義の我々日本人は思うのですが先のイギリス、フランス等の先進国だって暴動が起きたりします。今の手法を非難するつもりはありませんが、何万何千の署名を省庁に提出してほんとに効果、成果は出るのでしょうか?現在出来うる限りの事を成されてるのは凄くわかりますが他国の様な市民が立ち上がるパワーみたいなのが感じたいのですが…皆がホントに反対なら。

投稿: | 2009年4月14日 (火) 16時58分

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