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2009年2月19日 (木)

ヒラリー国務長官の来日

 ヒラリー国務長官が来日し、沖縄海兵隊グアム移転協定の締結が行われた。協定の最大の目的は、米軍再編計画の一環である海兵隊のグアム移転の経費28億ドルを日本側に負担させることにある。
 グアム移転が日本側の要望だからという理由であるが、本当にそうであろうか。これだけの部隊を移動させるのだから、そこにはアメリカ側の都合があると考えるのが自然である。海兵隊の移転のための新たな基地をグアムに建設し、さらに関連する海軍や空軍の基地の整備も行うために、約2,500億円もの莫大な資金を提供するという。アメリカの国土にアメリカ軍の基地を建設するために我々の税金が使われる、前代未聞のことであり、こんなことが許されるのであろうか。財政に関する法律にも反するのではないか。
 未曾有(みぞゆう?)の経済危機、失業者が巷にあふれるという状況では、軍事費も聖域ではあり得ない。余分なお金があれば、本当に困っている国民のためにこそ有効に使うべきである。もちろん、愛宕山の米軍住宅化のために数百億円のお金を使う余裕もないはず。

 政治家の言葉には、偽り、ごまかしが多い。マスコミ報道に惑わされないよう、少しでも隠された真実を知っていただくため、感じたことを率直に書いている。

 ヒラリー長官が最初の外国訪問として日本を選んでくれた、日本重視の現われだと、政府は喜んでいるが、何のことはない、彼女の本当の狙いは、政権が変わる前に資金提供の約束をさせるためであった。情勢を把握した上でより綿密な協議を行うためにも、重要な国は一番最後に訪問するのではなかろうか。

 いろいろな不祥事があるが、酔っ払って辞めた大臣は初めて。「体調が悪い」「野党がいじめる」と言って総理大臣の椅子を次々に投げ出し、今度は、漢字の読み違いや失言など「言葉」で政権が倒れようとしている。軽い、責任感がない、ひ弱・・・、ここまで来ると、「世襲政治」の弊害ではなかろうか。

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コメント

happy01とても分かりやすくて勉強になりますflair

ヒラリー・クリントン長官来日の目的は
何となく勘付いてましたが、今はっきりと納得しました。
ちゃんと計算されてるのですね。
グアム移転が日本側の要望・・・矛盾だらけ。

「本当に"国民一人一人の為に"と考えてくれてたら
絶対にそうならないよね?」
というが次々と進んでいくのが残念です。
今の日本政府は発言も行動も軽すぎbottle

それにしても最近妙に きな臭いぞ・・・bomb

投稿: エリザベ~ス | 2009年2月20日 (金) 12時26分

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