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2009年1月 2日 (金)

新年に当たって(1)

 新年明けましておめでとうございます。
 心機一転、ブログを開設し私の想いを発信していきます。

 年末年始、多くの若者がボランティアによる食、住などのサービスを受けている。突如出現した日比谷公園派遣村の光景が衝撃的である。
 人々の最低限の生活を奪ってしまう社会、政治、経済とは何であろうか。この国のあり方を根本的に間違ってしまったのではないかと思う。
 我々は、今歴史上経験したことのない大きな変化の時を迎えているのかもしれない。 産業革命以来、急速に工業化を進め、そして自由主義経済の行き着いたところが過剰なマネーゲーム。その結果、格差が拡大し、今回のような経済変動により一気に大量の失業者を生み出してしまった。
 一方では、人類の活動が限りある地球環境に深刻な影響を与え始め、人類も含め多くの生物の生存の危機にもなりつつある。
 テレビを見ながら、貧しかったかもしれないが、一面では江戸時代の方が幸福だったのではないかとも思う。
 速さ、安さ、大きさ、便利さ、そしてお金などをひたすら求めてきたように思うが、この辺りで一度立ち止まって、考えてみる必要がある。
 本当の「幸せ」とは何であろうか。

 なお、ご参考までに、昨年末の日記を追記する。

 12月30日 今年を振り返って(1)
1.市政の転換
 この1年を振り返ってみる。市民との関係において市政は大きく様変わりした。市民に何の説明もなく、情報もない。一方では、秘密の内に部外者である国や県と密接な協議が行われ、また、一部の取り巻きの意向が色濃く反映され、大切なことが決まっていく。市民とともに歩まずして、一体、誰のための政治か。

2.偽りの政治
 情報はすべて市民のものであり、憲法による「知る権利」として保障されている。
 今に至るも、米軍再編は容認していない、愛宕山の米軍住宅化についても知らぬ存ぜぬの一点張り。主権者を偽って岩国市の将来を決める権限は、県知事や市長にも与えられていない。市民に対する背信行為であり、無効である。
 市民サービスをと言われる一方で、その市民に嘘をつくことを強いられる、矛盾した行動を要求される職員も気の毒である。たとえ市の方針であっても、職員は不正な指示に従う義務はなく、市民のために真実を知らせることは守秘義務違反でも何でもない。あの内部文書が流出したのも自然の流れであろう。真実は必ず顕われる。先日も某記者が別の内部資料を手に取材をしていたが、真実のためなら、過去の交渉経緯など明らかにされなければならない。
「言葉」は、政治と市民をつなぐ大切な手段である。一旦嘘が明らかになれば、政治家の信頼は地に墜ちる。政治家として資格を失うといっても過言ではない。食品偽装により一気に消費者の信頼を失い倒産した老舗企業もあったが、政治も同様である。

12月31日 今年を振り返って(2)
3.法治国家?
 知事の埋立て承認により始まった基地の沖合移設、その目的が大きく変更され米軍再編の受け皿にされようとしている。本来であれば、騒音に関する環境影響評価を行うなど市民生活に与える影響について十分に審査する必要があるが、実質的なチェックが行われないままに知事によりその変更が認められてしまった。公有水面埋立法に基づく知事の責任が果たされていない、違法な行為である。
 知事の埋立て承認の取り消しを求める行政訴訟が提起されのも当然である。

 愛宕山の目的は180度転換され、米軍住宅にされようとしている。法律に基づき10年間も大開発を行ってきながら、まちづくりを放棄し基地をつくる。常識では考えられないことであり、法律的にもあり得ないことである。県の住宅供給公社から出されている新住宅市街地開発法に基づく事業認可取り消し申請に対して国土交通省がどのように対応するか注目される。

 過去の裁判により、うるささ指数で75W以上の騒音は違法であるとされている。防衛省の説明でもその75Wを越える地域が新たに生ずることになっており、法に基づく環境影響評価を行えばさらに拡大する恐れも強い。国が違法な状態を新たに作ることが許されるのであろうか。これについても、爆音訴訟の準備が進んでいる。

 日本は本当に法治国家なのであろうか。市民の「知る権利」が保障されず、法律に基づき適正な手続きが行われないとすれば、もはや民主主義は機能しない。表面的な人気取りに過ぎない政策が行われる一方、見えないもっと大きなところでは一部の利益が図られ、結局市民に大きな不利益がもたらされる。
 こうした政治は基地問題に限らず、福祉や教育などすべての行政分野に当てはまることになる。市民に最終的な決定権なくして、どうして市民の幸せがありえようか。政治のあり方が根本的に間違っている。

                                                                 
                                                                                                                                                                                                   

アメリカ大統領選挙 (11月6日)

                  

 彗星のように新しいリーダーが誕生した。イラク戦争の泥沼化と行き過ぎた規制緩和による世界経済危機の中で、オバマが唱えた「変革」の旗印のもとに、人種や年齢を超えて幅広い層が結集した結果である。
 注目すべきは、資金面も含め草の根運動が中心的役割を果たしたことである。まさに草の根の一人ひとりが大国アメリカを動かしたという意味でも画期的である。我々の草の根の運動と共通するものであり、大きな勇気をもらった気がする。
 対外政策では、イラクからの撤退を明言するなど対立から対話に向けて確実に舵がきられる。経済不安の中で雇用や医療など内向きな政策にも重きがおかれる。長期的に見れば、アメリカの支配が終わろうとしているのかもしれない。
 マスコミ論調や政府の対応を見ていると、対日政策がどうなるのか、厳しい要求が突きつけられるのではないかなど、ただ戦々恐々としているようである。世界が大きく動こうとしているときに、従来の発想のまま、アメリカの顔色ばかり窺っているのではあまりにも情けない。
 日本の進むべき方向性、戦略を明確にし、これまでの従属的な関係から、自立した対等な関係に作り変えていく好機である。
 もちろん、安全保障体制、米軍再編も例外ではない。アメリカの要求に応じなし崩し的に軍事の協力関係を強め、負担を地域に一方的に押し付けるというやり 方では、不信感を高めるだけである。平和に対する日本の立場を明確にしつつ、主張すべきは主張し、新しい協力関係を築く努力をすべきであろう。
 その際に、二国間においても、国と地方の間においても、オバマの言うアメリカ人の共通の価値である「民主主義と自由」が基盤になることは言うまでもない。市民の意思「民意」は、我々の政府だけでなく、アメリカにとっても重いものである。
 草の根の意思を持ってすれば、米軍再編を動かすことも可能である。 
   

                                     
                  

「草と風のノート」(3) (9月19日)

                  

内 部資料に記載されていた通り、知事選まではすべてが封印されて、5月の都市計画変更に関する住民説明会、6月、7月の市、県の議会答弁、公聴会における公 述に対する8月の県からの回答、その他、複数のグループの要請や公開質問状に対する回答などでは、すべて判で押したように「国家プロジェクトに協力するの で国に買取要望しているが、国からは返事がない」という言葉が繰り返された。
                  
 8月18日に一部報道によりこの内部資料の存在が明らかにされてからも、岩国市は、一貫して想定問答であるとして事実関係を否定し、情報公開請求に対し ても「意思形成過程の文書」として開示を拒否している。国も、市に米軍住宅への転用を打診したことはないとしている。内部文書には、国から提示された内容 とそれをめぐる市長と幹部職員の協議の様子が、実に生々しく記録されている。担当職員が丁寧にテープ起こしをしたものであろう、一度目を通せば、「想定問 答である」との市の説明がまったく説得力のない白々しいものであることは、明らかである。市民のために仕事をしているはずだったのに、こんな嘘をつかなけ ればならない職員が気の毒である。
                  
 愛宕山が米軍住宅になるのではないか、市民の一番心配していることであり、岩国市の将来を左右する重大な問題である。今回の内部資料の公開により、この 点に関する県と市の説明がまったくの偽りであったことが明らかになった。事実であれば、米軍住宅化という肝腎な部分を意図的に隠していたことになり、知事 と市長の重大な背信行為と言わざるを得ない。
                   また、これまで県と市が行ってきた愛宕山開発事業の廃止や幹線道路の廃止などを内容とする「都市計画の変更」手続きは、根本において重大な瑕疵があることになる。
 先日都市計画変更案の縦覧と市民の意見書の提出が終わり、近く市と県の都市計画審議会も予定されているが、すべての手続きを即刻中止し、県知事と市長の 責任で、進んでこの間の事実関係を明らかにする必要がある。さらに、愛宕山の今後の活用方法、それに伴う収支見込みなどを明らかにし、市民、県民の理解を 得ること、その上で必要があれば都市計画の変更などの法的手続きを行うべきである。

                     
                                     
                  

「草と風のノート」(2) (9月16日)

                  

 9日、「米軍再編に反対する議員有志の会」により、愛宕山開発問題に関する岩国市の内部協議資料が公表された。国と県から次のような意向が示されたことを受けて行われた市長を中心にした緊急協議の内容を克明に記録したものである。
 ① 愛宕山の米軍住宅化を水面下でもいいから了承すること。さもなくば、民間空港はストップさせる。
 ② 米軍住宅用地が不足するので、隣接して市が所有する野球場建設予定地の売却も水面下で了承できないか。
 ③ 福田私案である川下地区住民の愛宕山への集団移転は、水面下の協議で事実上廃案と認識しているが相違ないか。
 ④ 8月の知事選までは、愛宕山問題は封印することの再確認。当分の間は「国に買取を要望しているが、国からは返事がない」というトーンで説明すること。
 協議の結果、②は留保、その他は了承され、特に、市長は愛宕山の米軍住宅化の承認については自ら国に伝えることとされた。
 多くの市民が反対している民間空港を人質にして米軍再編だけでなく愛宕山の米軍住宅化までも迫る。さらに、あの広大な愛宕山だけでは足らず運動公園の隣 の野球場建設予定地までも米軍住宅にするという新たな難題も持ち出す。そして、知事選への影響を恐れてすべてを封印する。
 これは、我々の選んだ市長や知事、それに従う職員が、表向きの顔とは違い本音で何を考えどのように行動しようとしているのかなどが赤裸々に記録されてい る貴重な資料である。市民が主権者である、情報はすべて市民のものである、知る権利が保障されて初めて民主主義は機能する・・・。こうした原則とはかけ離 れた政治の実態が浮かび上がる。そこには、市民の安全安心や将来のまちづくりなどの観点は一切なく、責任逃れと目先の利益ばかりが優先される。
 そして、差し出された「アメ」に飛びついたばかりに、足元を見られ次々に押し付けられる国と県の難題にものさえ言えない岩国市の現実。自治、自立の精神なくして、市民の本当の幸せを守ることはできない。
                   内部資料の出所はわからないが、もし職員によるものであれば、その勇気と良心に敬意を表したい。公務員には、憲法と法令に従い、市民のために公正・公平・誠実に職務を執行する義務があることも忘れてはならない。
                  
                  

                                     
                  


                  「草と風のノート」の初回原稿を書きかけて 
(9月1日) 
                  
                  
                  「政治」の動きについて、感じるままを、随時、わかりやすく語ります。
                   と、初回のご挨拶を書きかけたところに衝撃のニュースが飛び込んできましたので、文字通り感じたままを以下に綴ります。
                  
                  「怒りの声」を上げよう!
 二代続けて政権を放り出す。健康上の理由、国会運営が困難、与党が協力してくれない、野党が話し合いに応じてくれない・・・。総理大臣の職はそんなに軽 いものなのかとあきれてしまう。泣き言ばかりの「ひ弱さ」は、世襲制の弊害であろう。また、近づく選挙が心配だからといって自ら選んだトップの足を引っ張 る与党の体質も大いに問題である。彼らにとって、選挙が一番大切で、国民生活は二の次のようである。
                   もはやこんな政治家達には任せてはおけない。国民挙って怒りの声をあげ、新しい首相が決まれば速やかに解散し、民意を受けた政権を作るよう要求しようではありませんか。                   
                   ご賛同の方は、あらゆる手段を通じて、怒りの声を発信して下さい。インターネットを通じて世論を喚起し、我々の手で国を動かそうではありませんか。

                                     
                                                                                                        
            
            
 

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コメント

頑張れ、井原さん!

投稿: 海外より | 2009年1月 4日 (日) 10時18分

長らく、こちらのHPをのぞくことがありませんでした。
ブログの開設、いいことですね。
以前の掲示板はどうしても感情が先走った内容にかたよりがちで、井原さんにとってはさぞ悩ましいことだったのではないかと思っておりました。
これからもちょくちょく覗かせていただきますので、これからのこの国のあり方について発信してくださいね。

投稿: | 2009年1月 9日 (金) 14時57分

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