2009年7月13日 (月)

一件落着?

 都議選から一夜明けて、麻生総理が、来週早々の解散と8月30日を投票日とすることを決定し発表した。いつになく素早い決断のように見えるが、ご本人はすぐにでも解散したかったところを、与党幹部や公明党に諌められて妥協した結果のようである。これにより、日本中が選挙に向けて走り出すことになり、一件落着かと思われたが、まだまだ火種が残っていそうである。
 反麻生派の人々の悲壮な顔つきを見、「集団自殺」「野たれ死に」などの言葉を聞くと、危機感は尋常でないことがわかる。これ以上混乱が続かないことを祈るばかりである。

 一方、野党側からは、内閣不信任案が提出された。民主党の鳩山代表は、麻生さんのままで選挙を戦いたい、麻生さんを応援するために出したと、大勢の前で思わず本音を漏らした。しかも含み笑いまでしながら。
 国会審議をすべて止めて政権の信任を問うことは重大な行為であり、前日の大勝利に気が緩んでいたのであろうが、軽率と言われても仕方がない。

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2009年7月12日 (日)

政治の責任

 私の主催する政治塾「草莽塾」で、次のような話をしている。
 政党が政権を取れば、そのリーダーの下に優秀な人材を総動員して強力な内閣を作り、国民に約束した政策を確実に実行することにより国民の利益を図ることが最大の責任となる。もちろん、政党は一致団結して、その内閣を支える必要がある。トップをコロコロ変えてはいけないし、むやみに内閣改造もすべきではない。そして選挙で国民の審判を受ける。負ければ、党首は交代し、新しい体制で次の選挙を目指す。
 国政は国民生活全般にわたって重大な責任を負っており、一瞬たりとも、その仕事をおろそかにしてはならない。常に、政権の力を国民のために最大限使う義務がある。

 都議選で与党側が敗北することが明らかになってきた。まず、総理の専権事項と言われる解散権が、党内の反対により封じられる(解散は憲法上「内閣」の権限であり、巷間言われる総理の専権事項では決してないことがわかる)。続いて麻生降ろしが始まり、党内が大混乱に陥る様が目に見えるようである。
 落選するという危機感にかられ国政を混乱させることは、政治の公的な責任を放棄し、選挙の勝ち負けという「私」の利益を優先させるものである。みっともない限りである。
 ここまで来れば、ジタバタせずに現在の体制で早く解散し、与野党が政策を掲げて正々堂々と戦うべき。そして負ければ下野し、自己反省のもとに改革を行い、再度政権を目指せばいい。政党がお互いに切磋琢磨することにより、政治がよくなり、国民が利益を受けることになる。

 牛野谷地区の市民集会の様子。愛宕山が大きく変わろうとしているのに、岩国市からは地域住民に対して何も説明もないという強い不満の声が聞かれた。
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2009年7月11日 (土)

西部住民の会の講演会

 廿日市市で、「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会」の主催する講演会が開催された。講師は私と広島平和研究所所長の浅井基文さん。
 浅井さんによると、日米安全保障条約の変遷から有事法制、今回の米軍再編を例に引きながら、日本がアメリカとともに戦争をすることができる体制に組み込まれていっていること、そして、外務省や多くの政治家は、強いアメリカに従っていれば安全であると思い込んでおり、アメリカと心中する気でいるとのこと。
 外交は、複雑な国際情勢の中で、各国との利害を調整しながら、いかに日本を安全に豊かな国にするかという重要な役割を担っているはずである。言うまでもないことだが、アメリカと日本は違う国である。自由という理念において共通するものはあっても、地理的にも遠く離れ、いつも国益が一致するわけではない。日本独自の国益を図るための戦略が何もなく、アメリカと心中するというのでは外交とはとても言えない。

 報道によると、オバマ大統領が提唱する核軍縮の動きに対して、アメリカの核の傘の有効性が弱まることを恐れて、日本がブレーキをかけているという。いかにも中途半端である。世界の大き流れが起きているときに、従来の発想から逃れられないとは情けない限り。唯一の被爆国としてむしろ核廃絶の先頭に立つべきではないか。本気で軍縮を進めるためには、核の傘から一歩外に出る勇気が必要であろう。
 こうした日本政府の姿勢を変えるべく、広島、長崎から積極的に発言すべきであるとは、浅井さんの言。私も大賛成である。

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2009年7月10日 (金)

爆音訴訟

 気になる点がある。
 原告の求める「米軍機の飛行差し止めや空母艦載機部隊の移駐差し止め」に対して、国は「安保条約に基づく米軍の運用を制限することはできず、本件は国の支配の及ばない第三者の行為の差し止めを請求するものであるから、棄却を免れない。」としている。
 この主張にはかなり違和感がある。いくら国民を犠牲にしても我関せずということなのであろうか。誰のための国なのであろうか。
 過去の爆音訴訟で一定以上の騒音の違法性が認定され、国にはそれを是正する義務があるとされている。現在でも、飛行時間などの規制が行われており、違法状態を改善するために必要がある場合には、一定の飛行制限を求めることも当然であろう。
 また、空母艦載機部隊の移駐については、日米の合意に基づくものであり、国の支配は十分に及ぶ事項である。そうした中で、国の関与により新たな違法状態が作られないよう、米軍再編の見直しも含めて最大限の配慮が行われるべきである。

 また、法廷の被告側に法務省や防衛省など多数の関係者が陣取っている光景が異様であった。被害に苦しむ住民の切実な訴えを、国という大きな力が抑えつけようとする、我々の税金を使って。国民を守ることが国の役割であるとすれば、一通りの主張はするにしても、基本的には裁判所の判断に委ねるべきであろう。公害や薬害訴訟などでも、過ちを認めようとしない行政の頑なな姿勢が裁判を長引かせ、被害者の救済を遅らせることになる。
 愛宕市民集会です。
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2009年7月 9日 (木)

爆音訴訟

 山口地裁岩国支部において、岩国爆音訴訟の第1回口頭弁論が行われた。
 長年航空機の激しい騒音に悩まされてきた基地周辺と飛行コースの直下に住む原告3人の意見陳述、弁護団の意見陳述が行われた。
 安全・安心が目的とされた滑走路の沖合移設がいつもまにか米軍再編の受皿にされ、だまされたという不信感とともに、もう我慢できないという多くの市民の想いが、今回の訴訟提起のきっかけとなったものである。
 飛行の差し止めと損害賠償を求めるとともに、空母艦載機部隊岩国移駐の差し止めを求める初めてのケースとなり注目される。
 厚木や沖縄などですでに何度も訴訟が提起され、一定の騒音以上は違法性が認定され、国の損害賠償責任が認められている。岩国でも、同様に騒音の違法性は認められる可能性は高い。そうなれば、現在でも違法な状態なのに、今回の米軍再編により、国自らの行為により新しい違法状態を作る、国が意図的に違法行為を行うことが許されるのであろうか。
 この種の裁判においては、高度な政治問題であるとして裁判所が判断を避けてしまう場合がよくあるが、それでは、司法の役割が果たせない。いかなる問題であろうと、法律を守り国民の生活を守ることが、我々の政府の責任である。裁判所の適切な対応を期待したい。
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2009年7月 8日 (水)

You-tube

 インターネットの動画サイト「You-tube(ユー・チューブ)」に、「草の根ネットワーク岩国」のコーナーを開設しました。次のアドレス接続してみて下さい。先日の議員有志による「池子米軍住宅視察報告会」の際の私の挨拶を映像で見ることができます。

  http://www.youtube.com/watch?v=bYUEtSMJzhk

 イギリスの普通の女性であったスーザンさんの美しい歌声とその姿が、この「You-tube(ユー・チューブ)」を通じて世界中に流れ、あっという間に大きな話題になったのも最近のことでした。ちなみに、500万人以上の人がその映像を見ています。あなたも是非どうぞ。楽しいですよ。

 今後、「草の根ネットワーク岩国」の大会や集会、私の記者会見などの様子を順次載せていく予定です。どうか楽しみにして下さい。

 草莽塾Bコースの様子です。
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2009年7月 7日 (火)

草莽塾廿日市コース

 山陽本線宮内串戸駅近くの集会所で、草莽塾廿日市コースを開催した。最近の中央の政治の混乱は、政治の問題点をさらけ出しており、そうした例を引きながら政治のあるべき姿について語った。広島県で初めての開催であり、宣伝不足もあったのか、参加人数が少なかったことは残念であったが、その分、中身の濃い意見交換もできた。
 今週11日(土)13:30から、廿日市市商工保健会館交流プラザで、西部住民の会が主催するシンポジウムが開催され、私も講師の一人として参加する予定。
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 「総理の専権事項」だと言われている解散も、実は憲法上内閣の権限とされており、閣議決定が必要である。閣議は全会一致が原則であり、大臣が1人でも署名を拒否すれば成立しない(もちろん総理がその大臣臣を罷免して自ら兼任することも可能であるが、反対する大臣の人数によっては、人事権の行使も困難になる)。つまり、専権事項ではないのである。

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2009年7月 6日 (月)

市民集会

 錦町の広東と広瀬、美川町の根笠で市民集会を開催した。いずれもご縁のある地域であり、大勢の人に参加していただいた。
 「真実を知って、意見の違う人がともに岩国の未来を考えよう」という趣旨でお話をした。参加者の関心が高いのは、まず民間空港の問題。赤字になったらどこが負担するのかという不安が強く、現状ではほとんど全員が反対のようであった。
 さらに、政権交代があれば、基地問題はどのように変わって行くのだろうかという関心も示された。
 また、地域にとっては重要な問題である総合支所の統合案については、ほとんどの人が時期尚早、反対という意見であった。合併後間もない時期で、どこへ行っても「合併してもいいことは何もない」という声が聞かれる。総合支所は、地域の一つの拠り所であり、拙速は避ける必要がある。
0706koto 0706negasa 0707koto2


 You-tube(動画サイト)に、「草の根ネットワーク岩国」のコーナーができました。早速、逗子池子住宅視察報告会での私の発言が搭載されていますので、ご覧下さい。
  「KusanoneNetIwakuni]

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2009年7月 5日 (日)

草莽塾

 草莽塾Aコースが始まった。第1回は「政治とは何か」をテーマに、私が次のような話をした。
 『常識や思い込み、固定観念などを捨て、本物の政治を理解し、育てる』
1.政治の混乱
 鳩の乱、骨太の方針、麻生降ろし・・・
 ① 解散は総理大臣の専権事項ではない
 ② 郵政解散は筋違い
 ③ 麻生降ろしは私的な争い
2.多くの政治家の行動基準は「選挙の勝ち負け」。本当の政治の目的は、政策実現を通 じて国民のために働くこと。
3.知事の反乱
 東国原宮崎県知事 任期途中で、国政転向は、県民への裏切り。
 橋下大阪府知事 地方分権という単一の課題で政党支持を明らかにすることは行き過ぎ。

 欠席もあり10人余りの参加であったが、質疑応答では、民間空港の必要性、族議員の功罪などが取り上げられた。
 第2回「まちづくり・財政」、第3回「諸課題(米軍再編、愛宕山開発等)」の予定。
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ミニ集会を2ヶ所で持った。
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2009年7月 4日 (土)

友人と農作業

 家内の実家で、友人が農作業を体験。彼は自宅で開業する歯科医師で、野良仕事は初めてとのこと。小型のトラクターで畑を耕し、鍬で溝あげをする。一心に仕事に打ち込み、仕上がりは上々。一日中冷房の中で過ごすことの多い彼にとっては、梅雨の合間の強い日差し、滴り落ちる汗も心地よさそうである。
 時折、鶯の鳴く山肌に抱かれて、無心に土をいじる楽しさに目覚めた彼は、作物を作りたい、稲刈りもしたいと次々に想いをふくらませていた。
 自然の中で作物を育てることは、人間の本来の営みであり、人を惹きつける魅力がある。人生に苦しんでいる多くの若者にもぜひ一度体験して欲しいものだ。

 明日から、草莽塾第4期が始まる。初めての方、これまでに受講された方、どなたでも奮ってご参加ください。
  7月5日(日)14:00~16:00 岩国市福祉会館
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